ひなたぼっこ

お天気がいい。
気温も昨日よりさらに高い。
ひなたぼっこ日和だ。

朝の１０時半まで眠っていた。
ゆうべ寝たのは２２時半。
１２時間睡眠だ。
こんなんで平日の作業所通いに対応できるんだろうか。
まあいいや、今日は日曜日だ。
そんなことを考えながら、思う存分ぼんやりした。
今日はとても暖かい。
サイクリングにでも出かけようか。
そう思ったけれど、そこまでの元気はまだなかった。
お出かけして、これ以上の無駄遣いをすることも控えたかった。

クローゼットから春夏物を取り出してみた。
わたしは服が好きだ。
お気に入りの春夏物を着てみると、テンションが上がった。
今日は半袖でもよさそう、そう思い、半袖のＴシャツとジーンズに着替えた。
そして、タバコを持って、外に出た。

空が青い。
陽射しが暖かい。
しばらくこのまま外にいよう。
そう思った。
半袖のＴシャツから出た腕に、陽射しが柔らかくしみこんでいくように感じた。
ときどき風が吹いた。
けれど、冷たい風ではなかった。
日焼けするかな。
日焼けしてもいいや。
わたしは夏でも日焼け止めを塗らない。
おひさまの光を浴びて、どんどん肌が焼けていく、その感覚がわりと好きだ。

２０分ほど外にいた。
そして、ごきげんでマンションの５階まで階段をのぼって帰ってきた。
ひなたぼっこは、わたしを元気にしてくれた。
階段をのぼる感覚にも、自分は健康なんだな、と、しみじみと思った。
日光を浴びると幸せホルモンが出るという。
また暖かい日に、ひなたぼっこに出ようと思う。