多文化防災ワークショップ"NICE!"
“NICE!”って何ですか?
防災をテーマに対話(リスク・コミュニケーション)を促し、日本人住民と外国人住民が共に地域防災を考えるきっかけとするためのツールです。
こんなときにオススメ
・学校で、留学生と日本人が、防災について学びたい。
・地域の日本語教室で、学習者と学習支援者が、防災について学びたい。
・職場で、外国人スタッフと日本人スタッフが、災害に備えて話し合いたい。
・地域の防災研修で、外国人住民と日本人住民が、防災について考えたい。
“NICE!”が目指すこと【コンセプト】
多文化防災ワークショップ“NICE!”は、参加者が防災知識を学ぶだけではなく、地域や地域住民のことをお互いに知ることでより主体的に社会に参加し、地域ぐるみでさまざまな災害(想定外)に適切に対応できるようになるための協働的な学びのツールとして考案しました。
“NICE!”を通じて参加者どうしが交流しながら、防災について学び、地域住民の「つながり」が生まれることを願っています。
“NICE!”はだれが参加できますか?【対象】
日本語でコミュニケーションできれば、だれでも参加できます。日本語でのコミュニケーションが難しいときには、通訳でサポートする人がいっしょに参加すると良いでしょう。
日本人だけではなく、外国人がいっしょに参加すると良いです。
同じ地域(○○市、○○市△△区、○○町 など)に住む人がいっしょに参加すると、おもしろいですし、たくさんの学びあって良いです。
“NICE!”はどこでできますか?【場所・場面】
☞ 学校で: 日本語学校、専門学校、大学などで、留学生といっしょに学ぶと良いです。
☞ 地域日本語教室で: 学習者と学習支援者がいっしょに参加すると、たくさんの気づきや学びが得られて、良いです。
☞ 外国人が働く職場で:たとえば、技能実習生と日本人スタッフがいっしょに参加すると良いです。
☞ 地域の防災研修・訓練で:自治会・町内会で、できます。そのときに、外国人住民にも参加を呼びかけましょう。
“NICE!”のプログラム【構成】
"NICE!"の基本的なプログラム、時間はつぎのとおりです(合計100分間)。アレンジして、長くしたり、短くしたりすることもできます。
STEP 1 自己紹介タイム(20分間)
STEP 2 「NICE!カード」を集めよう(30分間)
STEP 3 「多文化防災アクションプラン」を考えよう(20分間)
STEP 4 「多文化防災アクションプラン」発表&投票タイム(20分間)
STEP 5 振り返り(10分間)
NICE!"の問合せ・申込みについて
NICE!"を学校や地域でやってみたい方は、下記までお問合せください。いまのところ(2022年5月現在)、NICE!"は試行的に行っているので、開発者が地域までうかがって実施します。また、教材の提供・販売はしていません。
連絡先 akiyoschi[at]gmail.com ←[at]を@に直して送信してください。
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