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子供は1人で育ったのか?

頑張るのは良いことだ

子育てが終わり自分の時間が大半になった最近、この歳になって最近ようやく親のありがたみを感じることが多々ある。
私は子供の頃から感受性が強いということを言われてきた。感激やさんってこと。
そしてそれが悪いのか良いのかは不明。だけど面談や通信簿にそのバランスのことでよく指摘されていたように思う。よく泣く子だったけど今でもそれは変わらないかも。
そして小さい頃から我儘だった。と思う・・今でも多分そうなんだろうな。

自分の思ったように突き進めば当然、自己主張が強い、我儘・・・になるわけだし。 でもそういう自分が嫌いじゃないから治そうともしない。正直者だしずるさも知ってる。それをうまくコントロールしてきたからこそ、今の自分があり足りない部分を知っているからこそ謙虚にならなきゃと反省もするし、それが生かされていないこともまだまだある。 
人生半分以上生きてきたはずなのに、学びがない馬鹿者でもある。

ただ、ひとつ言えるのはブレないこと。
ブレブレな人生を辿る人が多い中、(流行に流されやすいというか賛成多数に人は流れるもの)自分はそれはほぼないと言える。
ただ、自分の信念を貫くということと、人の意見を聞かないというのとは大違いで、若い頃は他人の意見も聞けないような自分が絶対!な人だったけれど、最近は他人の意見を聞き入れるようになったなと思うことがよくあり、そういう意味では意見を変えるという事も無きにしも非ず。
あまり揉めたくないとか、そういう保守的なこと、もしかしたら面倒と思うようになったのか?そんな自分も見え隠れする。

他人は結局は自分の考えを発し、それを聞いた人が自分と照らし合わせどうなのだろう?と見直したときに、それもまた然り。と思うことで、心に幅ができてきて、いろんな側面から物事を見るようになるんだと思う。

両親、特に母とは合わないと以前も書いたが、根本的にあの方のお腹から出てきたのは紛れもない事実なのだが、どうしても共感できないことが多く、そしてそれが間違った考え方であったり、我儘な面が露呈して揉めることが多かったのだが、ふとそんな自分も同じなんだ・・・と思えるようになった。
そうすると少し言葉の言い回しを変えて、母が穏やかに私の意見を聞き入れてくれるように伝えるとすんなり揉めずにことが進む。 
母は思ったら即行動の人で、時期を見たりするさじ加減が皆無な人なのだ。
それで、よく言い合いになっていたが、最近その母の思い立ったが吉日を自分も結構突き進んでいるって気づき、周りの友達は偉く苦労してるんだろうなと周囲への気配りを考えるようになった。

そうすると意見を出しても返ってくる返事にママブー♪さんの言葉がスーッと心に入ってきました。とつい昨日もLINEで職場のことを書いてきた知人に自分はこう考えるけどと見る方向を変えてみる提案をしたらそんな返事がきた。

信念を貫くってなかなかできない事だからそれを受け入れよう

ブレない人といえば、私が出会った中で、1人だけ本当にブレていないのか?ブレていることをバラさないのか?よくわからないけれど、密かに皆の中でサイ子と呼んでいる人がいる。
あまり良い意味ではないサイコパスのサイ子と勝手に名付けて、そう呼んでいる皆での呼び名なのだが、このサイ子ちゃん、自分が大好き過ぎてやることなすことはちゃめちゃなんだけど、ある意味一貫していて、誰からの意見も流して聞かない。(多分) 自分がこうだと思ったらそれこそ周りの目など気にせず突き進んでいることが手に取るようにわかる。
いつだか意見を求められて、話したら、延々そのルーティンにハマり、気付いたら何の進展もないまま彼女の意見は結局自分の意見のままで、私とのこの2時間近い質問&回答の繰り返しはなんだったんだと疲労感だけ残ったことがある。

そんな彼女は自分の意見をすぱっと出す様で、それを聞いてあっさり自分の考えを変える人もいたり、自分がない人はたくさんいる中でここまでこだわった感を見せるパフォーマンスはあっぱれ!というしかない。 
これもまた誰にも真似できない、そういないタイプの自己主張の持ち主だ。

そんな最近、我が子と久々にバトルした。
暮れまでは娘の結婚について色々とマリッジブルーの娘に私は手を焼き苦労したが、結局落ち着いたようで新年明けて何度かうちに来ているが娘から「親のありがたみを感じる。」と言ってもらえたのでホッとしていたら、今度は息子が自分1人で生きてきたようなクソ生意気な意見に、もう久々に頭から湯気が出るほど怒りという感情と、同じくらい子育ては失敗だったのか?という自責の念で悲しくなった。

お嫁さんが外国人なのだが、私の気持ちを汲んでくれる優しい子で、さっき喧嘩したこと知ってる?と聞いたら、ちょうどそこにいた・・・って。
ママの考えはね・・・って義理人情を大切にしていくことが我が家の道徳心なんだと伝えたら、ちゃんとわかってくれてBig Babyのことは任せて!と言ってくれて本当に感謝。

彼女の優しさが沁みるし、私は嫁にも婿にも厳しいと思われがちだが、実はすっかり甘えているダメダメ姑なんです。

自分が信念を持って育ててきた子供たちが、親が思う姿でいてくれる事を願って止まない馬鹿親なんだって。だからどんな大人に子供たちがなったとしても、それが私たち親の姿なんだって受け入れることにしようと結論を出した2024年の最初の意見かな。


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