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手本となれているか?

先日のニュースで若い世代の投票率が低い、という話題を報じていました。
18歳から選挙権が得られるようになったものの、その10代~20代前半の若者の投票率が低く、60代以上の投票率が一番高いんだそうです。

この状況は以前からの傾向だとも言っていて、それが結果的に高齢者向けの政策が重視されてしまうことにもつながっているとか。

今度の衆院選、各党の選挙公約を観ていると若者に向けた政策を掲げている党もありますが、それよりも子育て世代に向けた政策の方が多いかな、とも感じました。
(子育て世代も十分に若い世代ですけどね)

この若い世代の投票率を上げるためにどうすれば良いか、というのもやっていたんですけど、街頭での若者へのインタビューで多かった声が「そもそも政治に興味がない」というモノでした。

これもずいぶん前からそう言われて来ていることですが、若い世代にとって「政治」というモノが自分事で感じられていないんだと思っています。
私自身の20代は…と思い返した時、確かに政治に対して興味はありませんでした。

直接自分に関係している、という実感が無かったのかも知れませんし、政治家といえば疑惑とか汚職とか、そんなイメージしかなかったとも思います。
だからというわけでもないのですが、興味は無かったけれど選挙だけは毎回行っていました。

私が子供の頃、半世紀前には安保闘争やら沖縄返還運動やら、学生運動が盛んだった時期もあったわけですけど、今の時代はそういうのも「ダサい」と言われてしまいそうな空気感もあるようで、そういう面からもあまり政治に興味が持てないのかも知れません。

ただ私が思うのは、政治家が政治屋になってしまっているからこそそこに期待が出来ない、という側面の方が強いのではと考えるんです。

今回の衆院選でも裏金議員の糾弾がメインになっているように感じていますし、訴えているのはこれでは選挙そのものの魅力も薄れちゃうよなぁ…とも思います。

そもそも政治家の資質って何なのでしょう?

私が思うその資質って子供から観て「こんなオトナになりたい」という存在ではないのか、と感じています。
オトナとして子供の手本となれるような生き方をしているか、子供が憧れるような存在となれているか。

そして「自分もこんなオトナになって、あんなことをしてみたい」と思ってもらえるようなことをしているか、そこなんじゃないかな、と思います。

もちろんそこに聖人君子を求めはしませんが、最低限の品行方正は求められると考えます。

そしてそういう姿を子供たちに見せられるか、これによって子供たちが選挙権を持つようになった時、政治に対して興味を持ってもらえるんじゃないか、とも思います。

清濁併せ呑む、なんて言葉もありますし、きれいごとを言っているだけでは何も解決出来ない、政治にはそういう側面も確かにあるんでしょう。

けどそれは子供がオトナになるに連れて、その成長の過程で身を置く社会の中で過ごしていきながら少しづつ理解していけば良いことで、まず子供たちに夢を与えられるような、子供たちが尊敬出来て「こうありたい」と思えるようなオトナになる、それが大切なんじゃないかと考えています。

だからそこに裏金やら汚職やらがあってはいけないし、子供に説明出来ない行為をするべきではないし、むしろ子供たちに堂々と自分のしていることを伝えられるような政治家がいれば、少しは変わるのではないでしょうか?

…と、決して手本とはなれない私が言っても説得力は無いんですけどね。

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