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習慣化

昨日は仕事を休みにして、市街地で行われていたイベントを観に朝から出掛けて来ました。

市街地を中心にいくつかのステージを設けて、県内外からアマプロ問わずバンドやアーティストが集まって、一日中あちこちから様々なジャンルの音楽が聞こえてくるこのイベント。

コロナ騒ぎが始まってからここまで、中止になったり規模を縮小して開催したりという流れから、この週末はマスクも消毒も連絡先の記入もなく、ほぼフルで開催されていました。

私もいくつかのステージを回りながら、お目当てのグループを観に行ったり、初めて観るバンドで盛り上がったり。
ただこの間に活動を辞めてしまったバンドもあったりして、毎年この時にしか会えなかった音楽仲間に会えなくなってしまった寂しさも感じたり。

ですが街中にあれだけの人が出掛けている光景というのは本当に何年ぶりになるのか、皆さんそれぞれに楽しんでいる様子もありました。

ただ、私の見る限りマスクをしている人の方がまだまだ多いなぁ、という印象も持ちました。

割合にすると7割くらいでしょうか。
屋外で昨日は陽射しもあって結構暑かったんですけど、マスクをしている方が多かったです。

思い返せばこの騒ぎが始まった頃、みんな「一日も早くマスクを外せる、いつもの世の中になって欲しい」と口々に言っていました。
それが「新しい生活様式」なんて言葉が出始め、いつの間にかどこに行くにもマスクが手放せなくなってしまい、家族が集まってもマスクをして、しまいには「マスク警察」なんて輩まで出てくる始末。

改めて習慣化というモノを感じました。

人間って新しいモノを受け入れるには時間が掛かるんですけど、それを継続することで今度はそれが「当たり前」の状況になる。
これが「習慣化」です。

人によって差はありますけど大体、1ヶ月から2ヶ月その状況を続けると、その後は逆にその状況じゃないと安心出来なくなるんですね。

みんな最初のうちは「マスクは面倒くさい」と思っていたものが、半強制的に着用を続けるうちに今では「マスクしていないと不安」となっているわけです。

今の私は病院以外ではコンビニでもスーパーでもバスの中でも、マスクはしていません。
(そこの事業者から「着用して下さい」と言われた時にために、持ってはいます)

そんな私の姿を怪訝そうに見る人やわざと離れる人もいます。
そんなことからも、本当の意味で元の生活にはもう戻れないのかも知れないなぁ…とも感じました。

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