見出し画像

やっと「劇場版ハイキュー!! ゴミ捨て場の決戦」を見てきた話



こんにちは。珈琲ぷりんです🍮

先日遅ればせながら「劇場版ハイキュー!! ゴミ捨て場の決戦」を見てきまして。今回はその感想をお話していこうかなと思っております。



この先「劇場版ハイキュー!! ゴミ捨て場の決戦」のネタバレを含みます







私がハイキュー!!に出会ったのは中学生の時で、特に推しキャラはいない、バレーのルールもまともに知らないのになぜかどんどんハマってしまって。アニメを見切り、漫画を買って、最後の半年ほどは本誌でリアルタイムで読んでいました。
この作品はとにかく熱がすごくて。一気に見切ってしまわないと、見ているこちら側のパワーまで持っていかれる感じがするんです。
なので正直この映画化を知った時も見に行かないつもりでした。私の中でのハイキュー!!は完結していましたし、また中途半端に見てしまうと触発されてしまう気がしたからです。

でもやっぱり、Twitterや友達からの感想を聞くと気になってしまって笑
他の作品で「劇場で見たかったのに数年前に公開、、」なんて悔しい思いいっぱいしてきたじゃないかと!見に行ける時に行くべきだと!そういうことで、触発覚悟で見に行ったわけです。


ちなみに席はIMAXのど真ん中の一番いい席を取りました。
ノリノリやないかって感じですが、見に行くと決めたからには万全の状態でみたいですからね。




結果から言いますと


最っ高





ですね、、、




なんですかあれ。私はあれを見に行かないでおこうとしていたんですか??
リアルタイムで見れる環境にありながら??頭がおかしいのでは??という感じでした。もちろんめちゃくちゃ感化されましたので、帰ってきて即弟とバレーボールをして、原作を読み返し、教材だけ買っていた資格勉強を始めて、二回目の席を予約しました。ですが後悔はありません!それほど素晴らしかったので泣



まずアニメっていいなと泣
当たり前なんですがキャラクターが動いて「バレー」をしているんですよ。
呼吸を感じるんです。この作品だけじゃないですが、映像化してくださることに本当に感謝したい。


そして構成的には、誰であっても楽しめるようにできてるなと感じました。原作ファンの方はもちろん、誘われてこの映画だけ見に来たという人にも1話から見てみたくなるようなアツさを感じてもらえる気がしました。


内容的には、もう文句なしです。
90分というのが短いと言われていて、私自身も見る前は「いや、短くない、、?」とは思っていたのですが、個人的には欲しいと思っていた回想や攻撃はちゃんと描かれつつ試合のスピーディー感が保たれていたので良かったと思います。でも正直いうと物足りなさはあります笑
点の入るスピードは早いし、どちらかがここで敗退してしまう試合。ずっとみていたいです。でもそれがこの試合の醍醐味なのかなとも思っていて。きっとコートにいる翔陽の体感はこれくらい早くて、主題歌の「オレンジ」の歌詞にもあるように「あと一秒だけ」と願ってしまうぐらいが丁度いいのかなと。

あとは、コートにいる全員にフォーカスが当たるのがいいですよね、、
これは映画どうこうというよりハイキュー!!という作品自体の好きなところでもあるのですが、主人公でなくともみんなそれぞれ違ったバレーとの向き合い方があって、それぞれの思いを背負いながらこの場所にいる。古舘先生が一人一人のキャラを愛して丁寧に描いてくれるから、ここまで愛される作品なのだなと感じます。

そして劇場で見て良かったと思った最大の理由は最後の1ボールが研磨のPOV視点だったところ。やっぱり漫画だと読むスピードを自分で変えられるし、出せる緊張感って底がある気がして研磨の「まだボール落ちてない!!」の切羽詰まった感じとか理解しきれていないと思っていて。
この映画ではその正解が分かったように思いました。映像のかすみ方とかがほんとに体力ギリギリで戦ってたんだなとかラリー中ついた全員分の汗の重みとか研磨の「今日熱出ると思う」発言の信憑性とか。
紙の上の物語が映像化されることの意味や可能性を改めて感じてすごく感動しました。


まじで文句なしの最高作品でした。自分が触発されるとかされないとかで見行かないとかいう愚行をとらなくて本当に良かったです。
やっぱり、映画館で見るというのは家で見るのと比にならない没入感がありますので、もし少しでも見に行くか迷っている方がいらっしゃったら全力で見に行くことをおすすめします!!





最後までご覧いただきありがとうございました🏐
For ever ハイキュー!!





この記事が参加している募集

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?