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少人数授業が多数!慶應義塾大学SFCの魅力を解説!面白そうな大学特集⑤

高校生の皆さん、志望大学はすでに決まっていますか?
大学選びは人生の大きな分岐点です。自分が何をしたいのか、何が向いているのかわからない方も多いでしょう。しかし、行きたい大学が決まれば、将来像もはっきりし、勉強する上でモチベーションが高まります。この大学特集では、"とがった"特徴を持つ面白い大学を紹介いたします。今回は、神奈川県藤沢市にある慶應義塾大学湘南藤沢キャンパス(SFC)をご紹介します。


慶應義塾大学湘南藤沢キャンパス(SFC)とは

慶應義塾大学湘南藤沢キャンパス(SFC)は、総合政策学部と環境情報学部を中心とした学際的な教育と研究を行うキャンパスで、慶應義塾大学という歴史・実績が共にある大学でありながら、先進的な学部が集うSFCはとても人気があります。

慶應義塾大学SFCの基礎データ

  • 大学所在地:神奈川県藤沢市

  • 大学区分:私立大学

  • 難易度:難しい(早慶レベル)

  • 個別入試科目:あり(一般選抜、AO入試、帰国生入試、外国人留学生入試)

慶應義塾大学SFCの特徴

① 問題発見・解決型の教育

SFCでは、問題発見・解決型の教育が行われています。これは、与えられた問題に対する解答を求めるのではなく、自ら問題を見つけ、その解決策を創造する力を養う教育です。総合政策学部と環境情報学部のカリキュラムは、社会の多様な問題に対応できるプロフェッショナルを育成することを目的としています。

例えば、地球環境問題やデジタル社会の課題など、一つの学問分野だけでは解決できない複雑な問題に対して、学際的なアプローチで取り組むことが求められます。

② 学際的な研究環境

SFCでは、学問の枠を超えた学際的な研究が推奨されています。環境情報学部では、情報システム、デザイン、生命科学など、様々な分野が融合した研究が行われています。例えば、インターネット技術の開発や、環境デザイン、先端生命科学など、最新の技術と知識を活用して未来の社会を創造する研究が進められています​​。

③ 学生主体の研究活動

SFCでは、学生が主体的に研究活動を行うことが重視されています。研究会という形式で、学生と教員が共同で研究を進めるスタイルが確立されており、学生は自分の興味や関心に基づいて研究テーマを設定し、深掘りすることができます​​。

例えば、環境情報学部の学生は、最新のAI技術を使ったユビキタス情報システムや、デジタルファブリケーションを活用した建築デザインなど、多岐にわたる研究テーマに取り組んでいます。総合政策学部の学生は、社会的課題に対する政策提言や、スタートアップ企業の経営戦略など、実社会に直結する研究を行っています​​。

また、授業自体も少人数制が大半で、様々な学生・講師との距離感が近く、意欲次第で様々な機会を得ることができるでしょう。

④充実した起業支援

慶應義塾大学SFCは、学生の起業を強力にサポートしており、起業が当たり前というキャンパス内の空気も相まって、創立当初より多くの起業家を輩出してきました。初期の卒業生が起業したIT企業の中には、現在では大手企業となっているケースもあります。また、さまざまな社会課題を解決する社会起業家も多数輩出しています 。

SFCでは、起業に必要な知識やスキルを学ぶためのプログラムやワークショップが定期的に開催され、学生が実際にビジネスプランを考え、実行に移すための環境が整っています。さらに、キャンパス内にはスタートアップ支援施設があり、学生がアイデアを実現するためのサポートが充実しています 。

⑤ フレキシブルなカリキュラム

SFCのカリキュラムは非常に柔軟であり、学生は自分の興味や関心に応じて履修計画を自由に組み立てることができます。例えば、1年次から複数の研究会に所属したり、学期ごとに研究会を変更することが可能です。また、特別研究プロジェクトや海外研修、インターンシップなど、キャンパス外での学習機会も豊富に提供されています​​。

慶應義塾大学SFCの卒業後の進路

SFCの卒業生は、就活最強とも言われる慶應義塾大学卒になる上に、独自のカリキュラムを経て向上意欲の高い学生が多く、就職先も極めてレベルが高いです。主な就職先としては

キーエンス、キリンホールディングス、日本電気、トヨタ自動車、日立製作所、ソニーグループ、ソフトバンク、日本タタ・コンサルタンシー・サービシズ、三菱UFJ銀行、野村證券、大和証券、みずほ銀行、三井住友銀行、三井住友信託銀行、東京海上日動火災保険、三井不動産、PwCコンサルティング合同会社、アクセンチュア、博報堂、ベイカレント・コンサルティング、サイバーエージェント、楽天、アクセンチュア、etc…

https://www.sfc.keio.ac.jp/studentlife/career/pmei.html


など、名だたる企業が挙げられます。また、国内外の大学院進学や卒業後すぐに起業することも多く、多様な進路があると言えるでしょう。

慶應義塾大学SFCの試験方式

SFCには総合政策学部と環境情報学部がありますが、どちらも入試に必要な科目は同じですので一緒に紹介します。入試は、多様な方式が用意されており、自分に合った方法で受験することが可能です。ただし、早慶ということもあり難易度が高い上に、どの試験も独特と評価されるものが多く、しっかりとした過去問分析などの対策が必要です。

一般選抜

小論文(200点満点)
数学・英語から選択(200点満点)

https://passnavi.obunsha.co.jp/univ/2370/subject/?facultyID=035

入試科目を見ると、学校でやる科目は数学・英語の片方しか必要なく、それらと小論文で合否が決まります。この科目の少なさがSFC受験の大きな特徴の一つと言えます。科目数が少ないと楽そうと感じるかもしれませんが、その分1科目あたりの難易度は極めて高く、さらに独特な問題に対応して、絶対にミスを出さないようにする必要があるため、受けるからには覚悟が必要でしょう。

小論文は総合政策学部・環境情報学部で内容がやや異なり、それぞれ政策に関わるもの、理系的なテーマが出る傾向にあります。入ってしまえば両者にほとんど違いはありませんので、SFCに入りたい場合は併願することをおすすめします。

AO入試(総合型選抜)

AO入試は、書類審査や面接を通じて、合否が決定します。受験生の中には「AO入試は楽々合格できる」と考えている方もいらっしゃるかもしれませんが、個人的にはSFCのAO入試で入学した人は、何か尖った才能を持っている人が多い印象があり、一筋縄にはいかないかと思います。こちらもかなり入念に対策が必要でしょう。

慶應義塾大学SFCに向いている人

・積極的に授業に参加したい
・学際的なアプローチで学びたい
・国際的・多様な視点を持ちたい
・自由なカリキュラムで学びたい
・起業に興味がある

これらに当てはまる人は特にSFCを志望してみてはいかがでしょうか。SFCは、学生が自分の道を見つけ、深め、そして社会に貢献する人材となることを全力でサポートしてくれます。興味があれば、ぜひ公式サイトやオープンキャンパスでさらに詳しい情報を確認してください。

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