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英文解釈の透視図はやるべき!?現役慶應生がレベル・メリット・デメリットを紹介!

「英文解釈の透視図」という参考書をご存じでしょうか。青チャートやシステム英単語と比べその知名度は低いですが、灘高校の英語の宿題としても活用されるほどの素晴らしい英文解釈の参考書となっています。
 ※英文解釈って何?という方はこちらの記事をお読みください

しかしながら、実際の難易度や使うべきかがわからないという人は多いかと思います。
そこで今回は、英文解釈の透視図を紹介します!

英文解釈の透視図のレベル

英文解釈の透視図のレベル感としては、内容を大方理解できれば
英長文の和訳であれば全大学
で合格点を取ることができます。
旧帝大や早慶は勿論、東京大学の対策でも必要十分といえる内容です。
難関大学志望生であれば、英長文・和訳の集大成としてこの参考書に挑んでいただきたいです。

英文解釈の透視図のメリット

①難しい和訳の攻略法が詰め込まれている

難読な英長文を読み解くための攻略法といわれると、対策などできないほど果てしないものに聞こえます。しかし、この参考書をすれば、案外その攻略法は多くないことに気づけるかと思います。問題ごとにテーマがわかりやすくなっており、ポイントを実践的に学ぶことで、和訳力を向上させることが可能となっています。

②単語力が不十分でも学習可能

似たような参考書であるポレポレと違い、英文解釈の透視図ではある程度簡単な単語も問題文下段に和訳が載せられています。そのため、単語力が万全でない状態であっても英文解釈を学習することが可能となっています。

③「例題→テスト」で理解力確認ができる

英文解釈の透視図では、2つの例題と1つの長文で1つのテーマが構成されているため、例題を2回繰り返してテーマを理解し、長文で最終確認を行うことができ、定着力を高めることができるでしょう。

英文解釈の透視図のデメリット

①問題数が多い

似たような参考書であるポレポレと比べ、英文解釈の透視図は問題の量が2~3倍となっています。入試本番まで時間があれば英文解釈を万全にできるのですが、時間がない場合は英文解釈の透視図だと本番に間に合わないかと思います。入試本番から予定を逆算して、この参考書ができるほどの時間があるのかを分析する必要があります。

②ある程度高い英語力がないと身につかない

英文解釈の透視図のレベルはとても高いです。そのため、英文解釈の透視図を始める段階で相当の英語力がなければ、そもそも手を付ける意味がないでしょう。英文解釈の透視図と似たような参考書であるポレポレを執筆なさった西きょうじ先生は、
「偏差値60前後から始めると効果的。55を超えていないと挫折しやすい。」
引用元:当たり前のことながら 参考書紹介と使用例 (fc2.com)
とポレポレについておっしゃられています。
英文解釈の透視図の難易度はポレポレと概ね同じであるため、英文解釈の透視図でもこの理論は通用するかと思います。
ここでの偏差値は、河合塾の全統記述模試や代ゼミの模試レベルかと思われますので、それらの模試で偏差値60はないとポレポレをするには厳しいかと思います。


英文解釈の透視図を使うとよい人

①全統記述模試での英語の偏差値が60以上
②入試本番まで8か月以上時間がある
③旧帝大・早慶・医学部等の超難関大を志望している

この①②③を満たしている人であれば、1対1対応の演習を使用することをおすすめします!

また、条件を満たさなかった方向けの参考書も紹介します!

①の条件を満たしていない
→英文解釈はまだしなくてよいかと思います。
ターゲット、Next Stage等の英文法本や単語帳を固めるべきです。


②の条件を満たしていない

→ポレポレ(代々木ライブラリー)
ポレポレについての内容はこちらの記事をご覧ください。


③の条件を満たしていない
→志望大学の過去問演習

三田個別指導塾について

このアカウントの筆者は皆、「三田個別指導塾」というオンライン塾の講師をしています!
講師陣は全員現役慶應生であり、大学入試を受験したばかりであるため、最新の大学合格勉強法を理解しており、そのノウハウを生徒様に伝授することができます。
また、当塾の講師は全員過去に塾指導経験があるため、経験にも基づいた指導をすることができます。
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