ポレポレはやるべき！？現役慶應生がレベル・メリット・デメリットを紹介！
「ポレポレ」という参考書をご存じでしょうか。この参考書は、複数の有名予備校で教鞭をとった西きょうじ先生が執筆された、難関大志望生にとても人気のある英文解釈の参考書です。
※英文解釈って何？という方はこちらの記事をお読みください
しかしながら、実際の難易度や使うべきかがわからないという人は多いかと思います。
そこで今回は、ポレポレを紹介します！
ポレポレのレベル
ポレポレのレベル感としては、ポレポレの内容を大方理解できれば
英長文の和訳であれば全大学
で合格点を取ることができます。
旧帝大や早慶は勿論、東京大学の対策でも必要十分といえる内容です。
難関大学志望生であれば、英長文・和訳の集大成としてこの参考書に挑んでいただきたいです。
ポレポレのメリット
①難しい和訳の攻略法が詰め込まれている
難読な英長文を読み解くための攻略法といわれると、対策などできないほど果てしないものに聞こえます。しかし、この参考書をすれば、案外その攻略法は多くないことに気づけるかと思います。普遍化できるような英長文読解するための攻略法が50問の中に詰め込まれており、英長文読解・和訳力を飛躍的に高めることが可能となっております。
②問題数が必要最低限に抑えられている
ポレポレに含まれている問題は50問しかありません。しかし、これは決して少なくはありません。ポレポレを2,3周したころには、大学入試の英長文を読んでいて困ることはほとんどなくなるでしょう。ポレポレに近い参考書である「英文解釈の透視図」と比べるとその問題数はとても少なく、時間に余裕のない受験生でも素早く力を高めることが可能となっております。
ポレポレのデメリット
①シス単、ターゲット級の単語帳が完璧である必要がある
ポレポレで出題されている英長文はどれも難しいものですから、当然ながら単語力も必要となっています。システム英単語やターゲット1900などの英単語帳が完璧でなければ、読解以前に単語的な問題から解けたものではないでしょう。
「辞書を使えばよいのでは？」と思われるかもしれませんが、難しい英長文を読むうえでは、単語のどの意味かを特定する、単語帳に載っていないレベルの単語の意味を推定するなどの力も必要となります。辞書を使っていては、これらを実践的に学ぶことができませんから、やはり単語帳を完璧にしておかなければおすすめできません。
②ある程度高い英語力がないと身につかない
ポレポレのレベルはとても高いです。そのため、ポレポレを始める段階で相当の英語力がなければ、そもそも手を付ける意味がないでしょう。
実際に、ポレポレを執筆なさった西きょうじ先生は、
「偏差値６０前後から始めると効果的。５５を超えていないと挫折しやすい。」
引用元：当たり前のことながら 参考書紹介と使用例 (fc2.com)
とおっしゃられています。
ここでの偏差値は、河合塾の全統記述模試や代ゼミの模試レベルかと思われますので、それらの模試で偏差値60はないとポレポレをするには厳しいかと思います。
ポレポレを使うとよい人
①全統記述模試での英語の偏差値が60以上
②ターゲット1900やシステム英単語などを終わらせている
③旧帝大・早慶・医学部等の超難関大を志望している
この①②③を満たしている人であれば、1対1対応の演習を使用することをおすすめします！
ただし③については、①②を満たしていて受験まで1年以上期間があり、かつ他教科も余裕がある場合にのみやってもよいかなと思います。
また、条件を満たさなかった方向けの参考書も紹介します！
①の条件を満たしていない
→英文解釈はまだしなくてよいかと思います。
ターゲット、Next Stage等の英文法本や単語帳を固めるべきです。
②の条件を満たしていない
→英文解釈の透視図（研究社）
③の条件を満たしていない
→志望大学の過去問演習
三田個別指導塾について
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