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"季節の匂い"の成分表

今、まさに秋の夜を歩いていたのである。
歩きながらふとこう考えていた。
僕は四季の匂いを"楽しむ"のが好きだな、と。
だから、いまから僕の好きを、今の感情を、思い切り書き記していく。

今は秋の匂い。秋の夜の匂い。

この匂いがとても好きだ。

冬の匂いほど冷たく鋭い匂いでもないし、夏の匂いほど暖かく丸い匂いでもない。

冬の匂いと夏の匂いが混ざり合った匂い。

これがとても好きだ。

冬と夏の両方が同じだけ好きだ。

そんな好きな匂いと好きな匂い、それらを同時に嗅げるのだ。

匂いだけではなく、"両方を同時に感じられるという感覚"も楽しんでいるのだ。

伝わらなかったかな。
こう言えば伝わるかな。

僕は"甘じょっぱい"が好きだ。
そして"甘い"単体でも好きだし、"しょっぱい"単体でも好きだ。
だから好きと好き、それらを両方同時に楽しめている感覚が好きなのだ。

どうだろう。伝わっただろうか。

僕が楽しんでいるのは、まさにこれなのである。
この感覚なのである。

自分の感情を考察して記すのはこのくらいにしよう。

もうiPhoneを持つ指が寒さで動きにくくなってきた。

それでは散歩に戻ろうか。



あとがき

こんな文章を投稿するのは初めてだ。
こんな文章を書いたのも初めてだ。
こんな恥の結晶物、投稿してもいいのだろうか。
恥ずかしさで腰が引ける。

ふぅ、

よし、僕は今シラフではない。
だから投稿してしまおう。

いいじゃないか。
何かに挑戦するときはいつもこの気持ちじゃないか。その不安をいつも超えてきたではないか。

よし、

僕にもこんな文章が書けるのだ。



読んでくれてありがとう。

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