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上手な「並」の先生は二極化するんではなく、曖昧さの中で絶妙ないいところを選ぶ。

割引あり

 皆さんこんにちはとっても暑くなってきましたね。
実は私の職場は校舎の場所によって 室温が全然違うという
謎の構造になっています。
そのため 職員 を基準にしてクーラーを使うかどうか判断すると
時々暑いのにクーラーが使えないというような状況が起こります。
今年の 管理職はその辺とっても優しくて 部屋ごとに
温度計を設置してそれを見て判断してもらえばいいという風に
言ってくださいました。
おかげで 昨年はこの時期私は、結構 頭がクラクラして
帰ったら倒れるように寝てたこともあったのですが
今年はここまで暑いのに なんとか体調を維持しています。
決まりというのは確かに必要なのですが
時に一律にみんなでやろうとすると制約のようなものが発生し
うまく 適合しないケースがあります。
今日はそんな話をしようと思います。

 集団と集合について 訓話された

 今日はもう一つ ニュースがあって
実は20年ほど前、 校長先生された先生が引退後 久しぶりに
職場を訪ねてこられてみんなに訓話をされました。
「集合と集団というものは違う。
 集合というのはたまたま電車に乗り合わせた、そんな関係。
 でも集団はみんなで一つの目標を持ち、何かをやり遂げるような
 そんな意思疎通ができたグループ。
 そんな集団を教室で作らなければいけないよ。」という風に
おっしゃられ、ご丁寧にプリントもまとめて持ってきてくださいました。
読んだ時に ほとんどの職員がそうだよなあという風に
感心してたのですが、一方で 少数の職員、特に担任をしている職員は
難しい顔をしていました。
そして言葉には出さないんですが
それは理想だという風に思っていたと思います。

 私の尊敬するミュージシャンはこう言っている

 ザブルーハーツ 、ザ ハイロウズ、 ザクロマニヨンズと駆け抜けてきた
パンクロッカー 甲本ヒロトさんは、ラジオ相談の中で
ある学生さんの「上手に友達が作れなくて大変不安である」という質問に
「そんなもんできなくて当たり前なぜなら
 たまたまそこの地域にいたたまたま同い年の人間が
 たまたまその教室に割り当てられて、
 一緒に座ってるから。
 電車にたまたま 乗り合わせた人と仲良くなるだろうか
 そんなわけはない だから必ずしも仲良くなるってことを
 考えなくていいんだ。」
というようなことをおっしゃってました。
皆さんもご存知かもしれませんが
この時のやり取りが Yahoo ニュースにも上がるぐらい
結構話題になっていまして、
その時 本当に多くの人がこの考え方を支持しました。

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