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ずぼりん
2024年3月5日 20:57
ある小さな国の三浦という人は、村で一番の富豪です。今から2、3世代前の主人はまだ家が貧しく、その妻は少し鈍感でした。ある日、妻が家の前を流れる小川に沿ってふきを採りに行きましたが、良いものが少ないため、だんだんと谷の奥深くまで入っていきました。すると、立派な黒い門の家がありました。不思議に思いつつ門の中に入ると、大きな庭があり、赤と白の花が一面に咲いていて、鶏がたくさん遊んでいました。
2024年3月5日 20:53
古い家には「座敷わらし」という神様が住んでいることが少なくありません。この神様はたいてい12歳か13歳くらいの子どもの姿をしています。時々、人々に姿を見せることがあります。土淵村大字飯豊に住む今淵勘十郎さんの家では、最近、高等女学校に通う娘が休みで家に帰ってきたとき、廊下で座敷わらしに遭遇してとても驚いたことがあります。それははっきりと男の子の姿をしていました。同じ村に住む佐々木さん