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80の壁をどう乗り切るか、私の毎日・お金のことどうする!

 昨夜遅く(現地時間23時)バンコク着。
シャワーを済ませ、ホテルの前の屋台へ出て朝食。さっそく屋台メシです。

お皿に盛りつけたご飯におかずを乗せてもらいます
おかずの二点盛り、+マラのスープ

 元気が出て来たところで、バンコク銀行本店に行ってきます。本店はシーロム通りのど真ん中にあって、自分の口座はそこにあるのですが、今回は友人に依頼された別な用事です。
 タイに初めて来たのが1987年ですから36年前になりますね。45歳でした。バンコクはその頃の面影がどんどん片隅に追いやられています。

 それはさておき、80の壁に挑戦するテーマに戻ります。
ウオーキング(徘徊とは違います)、ストレッチ(あくびの背伸ばしとは違います)、つぼ押し(神経痛で痛むところに手がいくのとは違います)、気功(天を拝むのとは違います)・・・。どれをとっても費用はかかりません。自由な時間のある年金生活者、老人にはもってこいの「老化防止」です。80の壁をみんな揃って越える手段のひとつです。
 80の壁を迎える前にしておきたいのがお金の問題です。これが結構難題ですね。先ずは年金ですが、受け取る段階になって、改めて額の少なさに驚きました。22歳から働き始めて70歳まで年金を積み立てました。48年間(576ヶ月)です。
 毎月10万円積み立てたとするなら、5,760万円になることは前に書きました。毎月20万円ずつ返してもらっても積み立て分を取り戻すのに288ヶ月(24年)かかります。私は73歳から受け取っていますので自分の積み立て分を取り戻すまでには97歳まで生きていなければなりません。
 積立額が毎月半分の5万円としても12年の月日が必要です。つまり85歳までは生きていないと自分が政府に預けた分を取り戻せないわけです。実際に受け取っている額は月20万円に達していませんから、もっと長い年月がかかります。
 「無いよりマシ」と言った政治家がいましたが、それじゃあ強盗に入られて殴られてお金を全部取られたけど、
「命まで取られなかったからマシ」という論理と同じです。それを言っちゃあお終いよ。

 家のローンも終わっていて、子供は自立している。
 家内は企業年金で経済的に自立している、自分のために年金を使える「比較的恵まれた条件」の元にあるのかもしれませんが、私のように海外旅行もしたい、たまにはおいしいものも食べたい、好きな楽器も演奏したい、本も読みたい、友人と月に2・3度は飲み会したい、美術館にも足を運びたい、自費出版もしてみたい、おしゃれな服装もしたい、ボランティア活動にも参加したい、コーヒーショップにも行きたいし、スマホだって新しいのが欲しい・・・と欲望が止まらない人には年金だけではにっちもさっちも行きません。
 急なことで入院でもしたらどうする、怪我をしたらどうする、家の修繕費はどうする、長年使っている電化製品の買い替えはどうする、と不安は尽きないし、電気代が高い、果物がやたらに高くなった、ファミレスも2割近く値上げしている、日用品は100円ショップで買うしか無いか・・「どうする暮らし!」困っているのは家康だけじゃないぜ!

 そこで、年金以外の預金が必要になります。
〈表紙の写真はスペイン・グラナダです。夜8時ごろ〉
〈下の写真はグラナダの街のレストランです〉

調理は店内ですが、食事は外でとる人が多いですね
クルーズカンポの赤ラベルを頼みましたが、黒の方がおいしかったです


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