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80歳の証言、薬に頼らず血圧を下げる・・・・・血管を伸ばし、強くする

 働き者の心臓は血液を体の隅々まで送り届けようと、休みなく鼓動を続けています。1秒に1回打つとして、1日に何回伸び縮みするか計算してみると、
24時間✖️60分✖️60回=86、400回
10年では86,400✖️365日✖️10年=31万5,360回
 私は80歳ですからその8倍、252万回以上心臓は鼓動してきたことになります。疲れるだろうね、寝ている時も心臓は休んでいません。で、忘れていけないのは、心臓が休んでいなければ、血管の伸び縮みも途切れず続いているということ。

 血管の伸び縮みに不具合ができた場合、脳の血管が詰まると脳梗塞、心臓の血管が詰まると心筋梗塞。脳の内側の血管が切れて血が噴出すると脳溢血やらクモ膜下出血など深刻な結果をもたらすことになります。血管が詰まってくる(もしくは固くなって伸び縮みが十分でなくなる)と働き者の心臓は血液を全身に送ろうと必死になります。これが高血圧をひき起こす要因の一つになっています。

 高血圧症を薬に頼らず治そうとすると、減塩、食事療法、メタボ解消、運動などに気持ちが行きがちですが、待ってください。血管のことにも気配りをお願いしたいですね。つまり、血管を柔らかく維持すること、血管を強くすること、伸縮力を保持すること・・などです。特に大動脈や太い静脈が集中する場所の血管は重要だと思います。静脈は比較的血圧が低いとネットに出ていました。
 私の方法は、押す、伸ばす、叩く、揉む、擦る、ですね。
 鼠蹊部・・お風呂に入ったときに石鹸をつけて上下に擦ります。
      この辺りはリンパ節もあるので30回から50回程度
 ふくらはぎ・・・後ろから左を上下に50回前後、右側を同じく50回程度叩き
         ます
 向こう脛・・・側面を50回ほど叩きます。気が向けば擦ります。
 側筋・・・腕を頭の上越しにして、手首をつかみ、左右とも20回伸ばします。
 腰・・・ここは重要です。前屈(床に指先がつくまで)、後屈(後ろの壁が見え
     るまで)曲げ伸ばしをします。3セットしています。この動作は比較的
     若い頃からトライしていました。室内でできますから雨や嵐に関係な
     く、毎日トライしたい曲げ伸ばしです。
 腕・・・30回から40回ほど揉みます。腕にも太い血管が通っているので重要
     です。
 首・・・耳の後ろ側から喉へ軽く押しながら擦ります。5・6回
 首筋・・・横を向くと筋が出てきますのでそこを左右とも30回摘むようにして
      揉みます。
 首後ろ・・・手のひらを首の後ろに当て、左右に動かします。30回ほど。
 足裏・・・親指で30回押します。
 足指・・30回程度爪を抑えるようにして揉みます。

他にも有効な部署があるとは思いますが、これらは私の体験です。血管は筋肉や皮膚の内側にあります。筋肉の伸縮と一緒に血管も伸縮します。筋肉を叩けば血管を叩いたことになります。
 一見手間暇のかかる動作のように見えますが、全行程でせいぜい15分です。 
 血圧を考えるとき、血管は外せないアイテムですね。

〈表紙の写真はベオグラード・市内の砦入り口・ジダン門です〉

ベオグラード・オスマントルコの砦
ベオグラード・カルメグダン公園内の聖ペトカ教会

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