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80歳の証言、薬に頼らず血圧を下げる

  前々回、血圧をあげてしまう要因となる生活習慣で4Sを取り上げました。Stress(主に仕事上の人間関係や出来・不出来などからくる精神的な負荷です)Sleep(悩み事や心配事があって、夜ぐっすり眠れないことです)
Salt(割と濃い味の料理や中華料理をよく食べることです)
Season(秋から冬の季節にかけて気温が下がることです)

これにSports、Sex、Sakeの3Sを加えると全部で7Sとなります。
(つまりこの7Sをコントロールできれば血圧はコントロールできるという結論です)
先の4Sについてはすでにレポートしましたから3Sをレポートします。
 まず、スポーツですが、血圧を下げる効果があるようです。特にSwimming、Sanpoは効果が大きいと言われています。このことについては多くのレポートがネットにアップされていますから、それをみるのがベターと思います。

 次のSexですが、評価が分かれています。適度なSexは体調管理にも効果があって、血圧をコントロールする効果もあるというレポートもあります。ただし、臨床的な実験数値は見たことがありません。健康体にもかかわらず、ED薬を飲用している人もいますが、その場合は十分気をつける必要があると思います。かつて、クリントン氏が大統領時代に「自分はよく利用しているが、健康には全く問題ない」とわざわざ声明を出したことがありましたが、その時は製薬大手とのコネクションが取り沙汰されていました。
 昔は「腹上死」と言うのがあって、「男子の本懐」とされていました。某有名画材会社の社長がプールサイドで突然亡くなり、「腹上死」ではなかったかと一時話題になったことがあります。Sexにまつわる話は何か切なく、時に微笑ましく、あまり深刻にならないのは「大往生」とみられる節があるからでしょうか。
 Sakeですが、ノンベイには「酒は血圧に良くない」と言われることほど辛いことはありません。しかし、私の経験ではアルコールが血圧を上げることの直接的な原因になることは少ないようです。とは言っても、大酒を飲んだ翌日は血圧が高くなっていることが多いですね。また、何日も連続しての飲酒は間違いなく血圧を上げます(これは私の場合です)。

 そこで、アルコールを5日〜1週間やめていれば、血圧は元に戻るという自分なりのデータは持っています。「適量」・・これが飲兵衛には難しいのです。ビールは中瓶1本、酒は徳利1本、焼酎はお湯割りでグラス1杯・・・これが許容範囲というレポートをよく見かけますが、酒飲みには難しいリミットです。大酒飲んだら5日は休み!これの方が自分には合っています。
 さて、以上漠然と血圧コントロールの7Sについてレポートしましたが、私自身は30代の半ばから上の数値が160だったので、血圧とは長い付き合いをして来て、データも溜まっています。「何かあってもおかしくないよ」と医者から勧告されたことがありますし、生涯最高血圧は240を経験していますから、多少のことでは驚きませんが、80歳まで無事に来られたのは血圧問題を抱えていたからかな、と思うこともあります。毎朝の4.5キロ、50分、6000歩の散歩を欠かさず続けていますが、薬で抑えることを考えたら、寒くても暑くても歩く方が良い、という考えです。

 病気で入院したことがないし、今でも海外旅行は一人で出かけています。今週は誘われて、静岡でゴルフ。来週は仙台まで出かけてサッカーの観戦を予定しています。この瞬間はNOTEの記事を書いています。
 血圧で悩んでいる人は少なくないですし、薬を飲んでいる人もかなりいますが、できれば薬を飲まず、血圧を制御したいものです。私は、医者から処方された薬を手元に持ってはいますが、今日現在、薬は飲んでいません。今朝8時の測定値は(いつも2回測っています)115/69、104/64でした。

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