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聖書暗号解読のカギ18 ダビデにみる日本人が失った武士の如き姿

聖書暗号解読のカギ18    ダビデにみる日本人が失った武士の如き姿



[サムエル記 第一24:2,3,4,5,6,7,8,9,10,11,12,13,14,15,16,17,18,19,20]

サウル(ダビデの義父)は、イスラエル全体から三千人の精鋭を選り抜いて、エエリムの岩の東に、ダビデとその部下を捜しに出かけた。



道の傍らにある羊の群れの囲い場に来ると、そこに洞穴があった。サウルは用をたすために中に入った。


そのとき、ダビデとその部下は、その洞穴の奥の方に座っていた。



ダビデの部下はダビデに言った。「今日こそ、主があなた様に、『見よ、わたしはあなたの敵をあなたの手に渡す。



彼をあなたの良いと思うようにせよ』と言われた、その日です。」ダビデは立ち上がり、サウルの上着の裾を、こっそり切り取った。



後になってダビデは、サウルの上着の裾を切り取ったことについて心を痛めた。



彼は部下に言った。「私が主に逆らって、主に油注がれた方、私の主君に対して、そのようなことをして手を下すなど、絶対にあり得ないことだ。


彼は主に油注がれた方なのだから。」
ダビデはこのことで部下を説き伏せ、彼らがサウルに襲いかかるのを許さなかった。


サウルは、洞穴から出て道を歩いて行った。
 ダビデも洞穴から出て行き、サウルのうしろから呼びかけ、「王よ」と言った。


サウルがうしろを振り向くと、ダビデは地にひれ伏して、礼をした。
そしてダビデはサウルに言った。


「なぜ、『ダビデがあなたに害を加えようとしている』と言う人のことばに、耳を傾けられるのですか。



今日、主が洞穴で私の手にあなたをお渡しになったのを、あなたの目はご覧になったのです。


ある者はあなたを殺すようにと言ったのですが、私は、あなたのことを思って、『私の主君に手を下すことはしない。あの方は主に油注がれた方だから』と言いました。



わが父よ。どうか、私の手にあるあなたの上着の裾をよくご覧ください。あなたの上着の裾を切り取りましたが、あなたを殺しはしませんでした。


それによって、私の手に悪も背きもないことを、お分かりください。あなたに罪を犯していないのに、あなたは私のいのちを取ろうと狙っておられるのです。



どうか、主が私とあなたの間をさばき、主が私のために、あなたに報いられますように。


しかし、私はあなたを手にかけることはいたしません。
昔のことわざに『悪は悪者から出る』と言います。


私はあなたを手にかけることはいたしません。
イスラエルの王はだれを追って出て来られたのですか。


だれを追いかけておられるのですか。死んだ犬の後でしょうか。一匹の蚤の後でしょうか。



どうか主が、さばき人となって私とあなたの間をさばき、私の訴えを取り上げて擁護し、正しいさばきであなたの手から私を救ってくださいますように。」



 ダビデがこれらのことばをサウルに語り終えたとき、サウルは「これはおまえの声なのか。わが子ダビデよ」と言った。


サウルは声をあげて泣いた。
そしてダビデに言った。「おまえは私より正しい。私に良くしてくれたのに、私はおまえに悪い仕打ちをした。



私に良いことをしてくれたことを、今日、おまえは知らせてくれた。主が私をおまえの手に渡されたのに、私を殺さなかったのだから



人が自分の敵を見つけたとき、その敵を無傷で去らせるだろうか。おまえが今日、私にしてくれたことの報いとして、主がおまえに幸いを与えられるように。



おまえが必ず王になり、おまえの手によってイスラエル王国が確立することを、私は今、確かに知った。
注釈


サウルは神の霊のわざ
により
ダビデを殺そうとする

何故でしょうか?

通常の人情からすると
悪です。

しかし、コレが神のみわざ
であるならば善となるのです。

何故ならば聖書は人類救済計画実行

が念頭に書かれている訳です。

まさしくヒーロー烈伝。

聖書、拝読は人類救済計画念頭必須!
聖書は人情良心超越記載暗号書物です。




聖書 新改訳2017©2017新日本聖書刊行会 許諾番号4-2-3号

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