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【谷地頭】大学生インタビュー Vol.1

 記念すべき第一回目は、「谷地頭」のきらく荘で暮らしている、教育大2年生の森山光南(こうな)さんにお話を伺いました!
 光南さんとは普段から関わる機会が多く、愛称(コナン)で呼ばせていただいた場面が多くあります。ご了承ください🙇‍♀️

インタビューアーは、ももこ、ゆうか、
インスタ投稿は、まゆ、あい、くるみ
が担当しております🙋‍♀️✨
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(ももこ)インスタグラムは4枚(構成)にまとめる予定。でも、それ以上にもっとコナンのことが知りたいという気持ちが強くて。「谷地頭」「大学生」というテーマにあまりこだわらず。等身大のコナンにせまれたらなと。

 

(コナン)ゆうかちゃんとも関わる機会が多くて。国プロとか。

 

(ももこ)えっ、それは知らなかった。私より、ゆうか&コナンの方が仲良しとは。

嫉妬しそう。笑

 

(ももこ)そういえば、今日も子供と関わるイベントに参加してきたそうだね。その積極性に憧れる大学生は、多いだろうけれど。いつから外交的なの?

 

(コナン)自分では、積極的かどうかはわからないけれども。気軽に先輩からの誘いに乗ってみたら、意外に受け入れてくれる小学生が多くて。

 

(ももこ)小学生と遊ぶとき、目線を合わせようとしている?それとも、子供心を思い出すのに近い?

 

(コナン)後者かな。なにかに押さえつけられる感覚もなく、純粋に楽しめたよ。

 

(ももこ)いいね。具体的に、どんな風に遊んだの?

 

(コナン)なんでもバスケットとドラキュラ。ドラキュラは鬼が体育館の真ん中にいて、逃げる人は壁の端から端を、捕まえられないよう行ったり来たりするの。別名は壁鬼。

 

(ももこ)ドラキュラって聞いて、みんなでワインを飲み合うのかと。笑

 

(コナン)大学生になって鬼ごっこする機会はあまりないから、楽しかった。イベント前から鬼ごっこ始めちゃったし。

 

(ももこ)今日のスマイルクラブの活動は、なにか目的を持って参加したの?

 

(コナン)先輩のとうまさんから誘われて。以前から興味はあったの。それで、今日この時間の地プロもお休みで。私が配属された地プロ、結構ゆるいから。笑 毎週の授業に参加というより、前期の内に指定されたプログラムに最低3つは参加しようねって。

 

(ももこ)なるほど。今日のイベントは、地プロとは関係ないんだよね?

 

(コナン)うん。いとのこという会社のインターンを受けていて。透真さんも昨年、インターンをされていたそうで。スマイルクラブの活動も、それで知ったの。参加してみようと。

 

(ももこ)フットワークが軽いんだね。

 

(コナン)そうなの。「行く?」って聞かれたら「行きます!」って。笑

 

(ももこ)私は大学進学を機に岩手から函館に来て。函館を「外の者」の目線からしか見られなくて。でも、コナンは函館に惚れ込んでいるのが、会話の節々から伝わってきて。

 

(コナン)最初は、函館のこと大っ嫌いだったの。

 

(ももこ)え。そうだったのか。

 

(コナン)初めに住んでいた杉並町は、治安悪いしうるさいし。

 

(ももこ)コナンの出身は、北海道のどこだっけ?

 

(コナン)ニセコ。そりゃーニセコに比べたら嫌だなと。笑 他大学の編入試験を受けて。とっとと、この町から出たいと思ったこともある。でも去年の夏、8月に、(弁天町にある)わらじ荘に行って、おもしろい出会いが沢山あって。もっと、この町と繋がりたいなと。ちょうど、荘民の募集もされていたの。

 

(ももこ)わらじ荘を訪れることは、ターニングポイントだったのかな?

 

(コナン)そうだね。函館の魅力が、ここ(わらじ荘)には、沢山詰まっているよ。

 

(ももこ)コナンの考える、わらじ荘の魅力って?

 

(コナン)人。多くの人が出入りする場所で、出会う方々、それぞれが面白くて。変な人とも言えるかな?笑

 

(ももこ)「面白い」と「変」の違いは?

 

(コナン)面白い人は、話す内容が楽しい。変な人は、もう本当に理解できない。笑

 

(ももこ)経歴とかバックグラウンドとか?

 

(コナン)うん、悩みを抱えている人同士だからこそ、深い話がしやすい良さもあるけどね。

 

(ももこ)私はわらじ荘の人は、「ひょうきん」な人が多く集まる印象で。生活の細部まで豊かとはいえなくとも、日常のささやかな幸せを大切にするイメージ。喜びを見出す能力がとにかく高そう。

 

(コナン)そうなんだ。みんなで一緒にという機会は、確かに多いのかも。「壁張りやるけど、どう?」って。

 

(ももこ)壁張りって?初めて聞いた。

 

(コナン)壁紙を業務用ボンドで貼るの。古民家の2階の部屋で、今年の冬、実際に壁張りをしたよ。業者に頼めばいいのに、あえて自分たちの手で。へらを使ったり、荘民みんなで声を掛け合いながら。

 

(ももこ)その時の塗料の匂いとか、懐かしい?また挑戦したい?

 

(コナン)やりたい!お昼休憩に一つのこたつにぎゅっと集まる、わちゃわちゃした感じが楽しくて。今度ももちゃんも一緒にやろうよ!

 

(ももこ)ぜひ!

 

(ゆうか)2人の話を聞きながら、改めてこうなちゃんのエネルギーに圧倒されて。わらじ荘に住んでみて、前向きな気持ちの変化はあった?

 

(コナン)もっと人と関わろうと思うように。合わない人がいても、近くに暮らしていれば、絶対関わらないといけない場面はある。知らない人に心を閉ざすのではなく、相手のことを知っていきたいと思うように。荘民の共有スペースであるリビング内の配置も、自分事として考えてみたり。

 

(ももこ)苦手でも関わらなきゃいけない人と、離れるべき人の違いって何だと思う?

 

(コナン)近所の人や町内会の人、あとは大学生コミュニティーの人は、関わらなきゃいけないよね。反対に、自分を全否定する人は、離れるべき。

 

(ももこ)時には妥協も必要?

 

(コナン)妥協よりやる気というか。意欲的でない人には、自分から押していくようにしているよ。

 

(ももこ)谷地頭で出会った人の中で、ギャップが大きかった人を教えて。

 

(コナン)きらく荘近くの八百屋のおじさん。私の地元のニセコトークで盛り上がって。キャベツとか玉ねぎを買うはずが、気づくと20分も過ぎてた。笑

 

(ももこ)谷地頭地区を知ったきっかけは?

 

(コナン)市電の最終地点に温泉があると聞いて。きらく荘に住む前に、荘民の集まりに誘われて。その時、初めて谷地頭を訪れたよ。後日、温泉も堪能して。ここに住みたいなと。

 

(ももこ)最後に。既に3回も、古民家でカフェを開いた経験のあるコナンだからこそ。なかなか踏み出せない人にメッセージをお願いします。

 

(コナン)フットワークは軽くあるといいと思う。何がチャンスになるかわからないから、とりあえず飛び込むべき。私は荘に興味があったけれど、約半年間、距離を置いていて。でも、ある日突然「今日行くか!」と言ってみたら、そこから人とのつながりができた。最初は覚悟を決めて飛び込んだこむ必要があっても、経験を重ねるにつれて、自然とフットワークが軽くなるよ。家族や周囲の人に反対されたり、上手くいかないことがあっても、面白がってみよう!案外できるものだよ。

 

―「おかえり」「ただいま」「行ってらっしゃい」に飢えた、一人暮らしを離れて。

新緑の冷たい風と、

人情と絆の源泉に触れられる「谷地頭」へ。

懐かしい記憶を呼び起こしに、
あなたも訪れてみませんか。👀🏡

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