見出し画像

遅ればせながら自己紹介

私は鹿児島市出身、宮崎市在住の主婦です。
写真は、私の大好きな楠並木通りをチョイスしてみました☆
広い通りに天然のアーチ、両サイドには歴史的な建造物や庭園が施されていて、本当に素敵な景観です。

鹿児島で大学(法文学部法学科卒)まで通い、その後、同市内の法律事務所に勤務。夫が転勤族だったので、引っ越し状況にあわせて、同じ事務所を出たり入ったり(^^;
いよいよ宮崎市に住むようになると、到底鹿児島まで通勤できないので、涙ながらに退職(職場には「卒業」と言っていただきました(/_;))

長女が2歳になるタイミングで、宮崎市内の法律事務所に入所。
同事務所所属の弁護士が独立するタイミングで、私もその弁護士の事務所にお世話になることになり、現在の事務所での勤務が7年といったところです。。。

法律事務所に20年近く勤務していることになるのですが、いわゆるパラリーガルの仕事はとてもやりがいを感じています。
ありがたいことに、これまで3つの事務所でお世話になりましたが、どの事務所でもたくさんの学びをいただき、特に、倒産関連のお仕事に携わらせていただく機会が多いので、テーマを絞って経験を積ませていただくことで、学びも深まる思いがします。

ただ、この仕事をしていて、どうにもやりきれない思いがすることも多いです。

法律事務所は、多くの方が抱える法的なトラブルを解決するお手伝いをするところです。
あくまで「法的なトラブル」であること。
ここがポイント。

ところが「法的なトラブル」の多くは、人間関係、対人関係も絡んでいるのが実情です。

例えば、離婚がその代表格といってもいいかと思いますが、法的な婚姻関係を解消させるための手続のお手伝い、これは法律事務所で扱うことができます。
ですが「自分は絶対に離婚したい!ところが、相手は断固として離婚に応じようとしない。応じさせるためにはどうしたらいいか?」とご相談いただいても残念ながらお力にはなれないのです。
なぜかはおわかりいただけますよね。
相手の意思を変えさせる、こればっかりは神様でも難しいかもしれません。

離婚に限らず、ご近所との境界の問題、相続、学校でのいじめの問題…
法律や制度で、ある程度の線引きはできるにしても、果たしてそれで「トラブル解消」と言えるのか?
場合によっては、その線引きが新たなトラブルを引き起こすことだってあるわけです。

不必要に悩みは抱えたくないですし、できるなら、建設的に物事を捉えたい、前に進めたい、きっと誰もがそう思っているはずですが、なかなかそれを実行するのは難しいですよね。

では、どうしたら、建設的に物事を捉えるようになれるのか、対応できるようになるのか、そういうことを考え始めたとき、アドラー心理学に出会いました。

アドラー心理学には、人生を豊かにするためのヒントがたくさん散りばめられています。
しかも、専門用語をほとんど使わないので、誰にでも取り入れることができるのが最大の魅力です。

アドラー心理学をグループワークで学ぶ方法を知りました。
自分以外に誰か1人でもいれば、そこには「社会」が生まれます。
小さな「社会」を作って、その中でいろんなワークを体験しながら、アドラー心理学を実践してみるというもの。

アドラー心理学を知るだけなら「本を読む」で十分だと思います。

ですが、実生活で実践していこうと思うと、なかなかそれが難しい。
なので、グループワークで実際に体験してみることで、その効果というか果実を得られる…そんな感覚です。

ということで、私自身が学び、それを広めていけるよう、講座を開くことにしました。
まだ全然準備段階です。
なんなら、時々『え、そんなわざわざ大変なことに手を出さなくても、今の自分で十分じゃない?』というささやきさえ聞こえるときがあります。

私に何ができるかわかりませんし、どこまでできるかもわからない。
でも、私自身、建設的な人生を歩みたい、そして、周りの人たちにも何か伝えられることがあれば…そういう思いは強いです。
だから、敢えて、踏み出してみようかな、そう思った2022年でございます。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?