そんなにしたいことあるか?
「したいこと」は欲望である。
いや、何か夢を叶えたいなどいっても、子供じゃあるまいし、段々と大人になれば、現実も見えてくるし、できる範囲もしれてくる。
たぶん、それを度外視したのがアーティストだろう。
彼らは彼らなりの視点を持っている。
生産できる立場にある人間というのは、生産的な見方をもつ。
生み出すのだから、次がなくてはならない。
人間、誰しもそうか?といえば、そうではなく、作ったものを見て楽しんだり、手に入れて楽しんだりするのもいる。
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デジタルがあったり、AIがあったりするのに、いまは夢がない。
生産的というのも、人工知能が追いつき、発想、創造も人間を凌駕する勢いだ。
音楽を作りたい、絵を描きたい、デザイン案などは人工知能にまかせて、工作は人間が負担か?
そのうち、人工知能を含めたロボがでたら、終わりである。
内田さんなどは、人工知能の脅威があろうが、いまはかなり変化が早い時代ゆえ、自分の好きなことをやりなさい、という。
ある意味、得意なものを出している人間や世の中に押され過ぎなのかもしれない。
そんな人間から作品を鑑賞していれば、自分の創作性は激減するし、いったい自分は何がしたかったか?も、忘れることがある。
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