無法は見てないだけ❷

その学者先生が警鐘を鳴らすのも分かるものだ。

行き着く先には、売れなければ何事も意味なしに結びつける傾向が、より強まっているからだという。

弱いものイジメや、不運にも人間が弱った場合の行き着く先が、ギスギスした環境は地獄ではないか。

雨宮女史などは四半世紀前から、この国は敗者復活戦が難しいと、述べた。

学校や会社もそうだが、組織入りする敷居は高いが、入ればロクなことしない限り、固いところでは、守られる。

いや、守られると言っても、入った先の暗黒大陸の内容は、どうであれ、守られるのだ。

たとえ、エリートが良いところにいっても、結果、過労自殺したりしても、それ事件に関わらなければ身分は保てる。

ある種、ミニチュアな野生の世界である。

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しかし、組織というのは縦割りだったり、風通しが悪いなどは、企業秘密もあるから、空気が悪くなるのは当たり前かもしれない。

教育だってそうだ。

教育者の生産現場である学校などは、誰のためか?といえば、生徒のためと答える理想論は無い。

サラリーのためであり、生産現場としての機能は何も工場や商社と、何ら変わらない。

学生の非行もそうだが、大人がリスクやコスパで、効率・非効率に充てて考えるから、犯罪があれば警察に投げてしまう、金ハ先生のころと、だいぶ変わった。

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