日記、雑記、他
景気の悪いときに、冬の寒さは妙に堪える。
万年不況というか、それが当たり前になり、雰囲気も、暗いか?ハレか?(ハロウィンなど)の両極端な気もする。
人間や現実の付き合いが減り、ネットやスマホになり、バーチャルな世界に重みがを感じる。
現実や現物あってのバーチャルなのが、どこかで捻れ、倒錯している。
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いま、灰谷さんの本を読んでいる。
教育者の本だ。
私などもまだまだで、彼の洞察や世の中を見ていた視点のマトモさや、鋭さは、ときにグサリとくる。
「ひとつの語法でしか話せないのは貧しい」
何やかやで、差別とか発達障害とか言って、世界を規定したがる傾向に、慎重になるべきだと感じる。
たしかに、当時はまだ余裕があった。
だけど、レッテルを貼って放り出す感覚は昔より強く感じるのは気のせいか?
余裕が無いからと言って、やっていいはずが無いことが、まかり通っていやしないか?
何だかんだ言いながら、暴力はないが、平気で冷たいこと、非人情的なことが、当たり前に行われていないか?
灰谷さんは、簡単で、分かりやすいことを、鋭い刃物を向けて問うてくるのだ。
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