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脳内自分会議・未然の衝動

書かないとどんどんネタって古くなっていく。

私は観劇が好きだけれど、創作をする上では一人で完結する手段ばかり選んできたので、複数人で作り上げるお芝居の勝手をよく知らない、とか。
LGBTQ+の人からのカミングアウトに対して、なんでもない風な、そっけない返事をすることが当たり前の世の中になればいいという考えはわかるけれど、せっかく打ち明けてくれた人に対してなんでそんなことを不安に思うんだと怒るというのはすんなり受け入れがたい…と思っても、怒ったあとに「彼にとっては泣くほどのことだったのだろう」の一言があるかないかだけで印象が変わる、とか。

これ、全部ここ最近の白石noteの内容の一部(後者はたまたま見かけた知らない人のツイート内容も含む)。
書こうと思ってたこと先に言われた〜〜〜と勝手に悔しがっている。
書いてもいないのに悔しがるとか……こういうの、放っておいたら“脳内のアイデアを盗作された”みたいなやつになるんだろうな〜なんて不謹慎なことを考えつつ、逆に自分が考えたい話題が続いてるのって奇跡じゃない!?とポジティブな方向にハンドルを切っておくとする。
興味の向くものとか本題の飾りみたいに書き留める話題が似ているってだけでまあちょっと嬉しいのは事実なので……

冒頭の題に関しては、いつか何かに絡めて話をするかもしれないしそのまま流れるかもしれない。
LGBTQ+に関しては最近特に過敏になっている自覚があるので、ちょっとだいぶ寝かせておく可能性が高い。絶対一生答えが出ないし、今のところ上手い落とし所も見当がつかない。ウーンウーン私にはなんでもない風を装うのは無理だ、、、

ネタが被ってるの、わざとじゃないんだよ〜って、未来の自分のために布石を残しておこうと今日は書き始めたけれど、書きたいこと・考えたいこと、本当はいっぱいあるし、単純に時間がないってだけだ。
仕事はちょっと落ち着いてきた。小休止って感じだけど。

ちなみに、お芝居の裏側については白石隼也のnoteで今回のミステリアス・ストレンジャーを振り返りながら事細かに書いてくれているので↓の記事、とてもオススメです。



上の方で勝手に盗作云々の話題を出してふと思い出したのは、自分がブラック企業に勤めていた頃の話なんだけど、本当〜〜〜に疲れ果てて他人に期待するってことをやめ始めた頃、自分がいつか、罪を犯すんじゃないか、事故を起こすんじゃないかという不安を常に脳内の隅の隅の隅っこにひっそり抱えて生きていた。

そういう衝動って割と馬鹿にならなくて、結構日常的に人間のそばに転がっている恐怖なんじゃないかと思っている。
心配性の延長線上にある思考なのかもしれないけど、『こわいな事故らないかな大丈夫かな』という不安というよりは、ふと『今ここで私が〇〇したら〜』という、明確な選択肢が頭に浮かぶと言ったほうが近しいように思う。

人間いつ理性が壊れるかわからないよなと思っているし、死ぬまで何もしでかさない自信があるかと言われたらもう完全に無い寄りの無いだ。

ブラックで社畜していた頃の思考なんて正常じゃないと言われたら、それはそうなんだけど、そういう“正常じゃない”思考に至るまでの距離とかプロセスとか、そういうのって人それぞれだから、自分の“正常でなさ”を少しでも感じたら、ちょっと引き止めて向き合ってみるの、個人的にすごく面白いんじゃないかと思う。

実際に私が覚えている衝動といえば、ちょっとしたはずみで群衆の中にボディーブローかましていくんじゃないかとか、車がビュンビュン行き交う大通りで信号待ちの間飛び出してしまうんじゃないかとか、今手に持っているボールペンを振りかざして暴れ出すんじゃないかとか、ノートに営業への恨みつらみを書き連ねて抱えたまま日比谷線の線路に飛び込もうかとか。
希死念慮に紐づいているものもあるあたり、完全に症状が鬱なんだけど、それだけでなくて他人に危害を加えるという選択肢が出てくるの、物事が思うようにいかない時に抑圧された一切合切が、別の衝動になってでも噴き出してやるという意地の現れのようだ。

結局、ブラックで社畜してた頃、その衝動に負けることはなかったんだけども(たぶんそんな根性もなかった)、今ここで〇〇したら…と思うことは今でもたまにあったりする。
自分でカリギュラ効果かけてるようなものなんだけど、今私がここでこの非常ベルを鳴らしたらきっと大きな音が鳴り響いて警備員さんやら店員さんやらが様子を見にきて何かわけわからん地味な女がただただ呆然とベルを押したらしい顔をして立っている現場に困惑するんだろうな業務妨害とかで警察に連れられていくのかもしれない、っていうことを、結構頻繁に考えたりする。

ただの妄想癖なのかもしれないけれど、そうだとしたらそういう思考になる遺伝的要因が遺伝子の中に刻まれているのだろう。母とはこういう話、分かり合えるからだ。
ただ単純に知らないことに対してワクワクドキドキを抱えているのも確かだし、極度の心配性が発端なのかもしれないが、そういう“ヤバイ衝動”を知っていると、ちょっとだけ安心する自分もいたりする。

みんなもあるよね?みたいな体で書き進めてしまったが、あんまり共感を得られなかったら単純にヤバイ奴じゃんって気づいたところで今日のところは妄想、やめておこうね。

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