保育園児は有利でも不利でもない

これまでお受験業界では保育園児は異端の者として白い目で見られることが多かった…そうですね。

確かに、30年も前の時代であれば、専業主婦の方が多く、
「保育園に預けなければならない家」
=「夫の稼ぎが少ない家」
=「お受験になんて縁のない家」
と言う図式が成り立つケースがほとんどだったのでしょうね。

が、最近は少子化のあおりを受けてなのか、俗に言う女性の社会進出が増えた(これはこれで、アレな話だけど)ことに配慮してなのか、
「あー、子ども減っとるし、保育園児の割合が増加しとるぞ、むむ!優秀な母親こそ働いている、その母親の子供こそ取り込まなければ!」
ということなのかなと。
そしてそれを美しくオブラートに包むためなのか、
「保育園児は社会性に優れているので、行動観察に強い。近年の考査では、どの学校も行動観察を重視する傾向にあるので、寧ろ保育園児が有利。」
などと言われています。よね。

でも、そーなのかなー?と思います。
(鼻をほじりながらそっくり返ってる図を脳内再生お願いします。)

幼稚園か保育園かっていうくくりの問題じゃなくて、もっとシンプルに、教育熱心な親かどうか、の違いなんじゃないかなー。

幼稚園児でもボーッと暮らしてたらそれなりだし、保育園児でも家がピシッとしてたら早慶くらい余裕でしょうな。と思います。

結局、そういう肩書きみたいなのだけで判断するのは間違ってるのよね。
そしてそれを見極めるための考査があります、と。


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