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【お受験】「ハヤウマレ〜」という呪いは幻です【小学校受験】

主に冬場にお誕生日を迎えるお子様の保護者のみなさまへ

面接で「お子様が早生まれである事についてどう思われますか」というような質問があるらしいです。
また、お教室でも「早生まれのお子さんにはこの問題は難しいかもしれません。」とかそういう趣旨の講評があったりします。

なんだかそんな風にばかり言われていると「うちの子はダメなのかしら」と思うかもしれませんが、くだらないのでやめましょう、という記事です。

早生まれの何がそんなにあれなのか

確かに、総論で言えば早生まれだと発達も発育も遅いのでしょう。
そういう教育学のレポートがいくつもあるのも知っています。
が、各論で見れば全くそんなことない子もいるし、
それに何より、そんなもん"So what?"ですよ。

…思ったけど、そもそも誰得なんだよ、この呪い。

我が家の場合、夫は3月、私は12月生まれです。
が、小さい頃から学年の中での劣等感を感じた事は全く無く、小学生の頃は優等生として過ごしてきました。

そして今。1月生まれの息子は、保育園で遅生まれの友達と毎日楽しく過ごしています。
年少の頃は確かに月齢による差がハッキリとありましたが、遅生まれの友達に揉まれて、色んな事に挑戦しストレッチしてきたので、むしろ早生まれでラッキー!くらいに思っていました。
年長では、みんなそれぞれ得手不得手がありますが、お互いに教え合いっこしながら競い合いながら遊んでいます。
成長するにつれて月齢差は感じなくなり、年長の秋には全く無視できると実感しています。

結局、周りの大人の関わり方の問題

「あなたは早生まれだからまだ出来ないでしょう」
「あの子は4月生まれだから出来るわよ」
などと言われて育てば、
「あゝ僕は早生まれだから出来ないんだ、出来なくてもしょうがないんだ」と思うんだろうね。

あと逆に、「『4月生まれの子はなんでも出来て当たり前』って思われて辛いな」って思う子もいるかもしれないけど、それも同様に、"So what?"ですよ。って話ですよ。

で、うちではどうしたか

我が家では言い訳を探すよりも、できる方法を探すことに心を砕いてきました。いつも心に露伴ちゃん。(↓↓下記参照。)

色んなことが出来ないのを早生まれのせいにして安全地帯に逃げ込むのは楽かもしれないけど、誰にもなんの得にもなりません。
無理を強いる必要も無い一方で、ガラスのコップに閉じ込める必要も無いんですよー!

そもそも、文化が違えば気にならない程度の事柄で子供の可能性を測ることにどれほどの意味があるのでしょうか。
というのをお受験界隈の大人に問いたい。

おまけ:露伴ちゃんの名言

他人を負かすってのは
そんな難しい事じゃあないんだ………
もっとも『むずかしい事』は!
いいかい!もっとも『むずかしい事』は!

『自分を乗り越える事』さ!
僕は自分の「運」をこれから乗り越える!!

(ジョジョの奇妙な冒険第4部 ジャンケン小僧がやって来る!その5より)

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ね。いける気がするでしょ。


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