お受験絵画という技術

我が家の志望校では偶々いわゆる絵画はほぼ出題されないとわかっていました。

というか、絵画ぐらい自由に描かせて欲しいし、親バカとしては我が子本来の創造性の芽を摘みたくなかったので、潜在意識の中で絵画が考査にある学校は外していたのかもしれません。

とはいえ、模試もあるし、絵画のある学校に行きたくなっちゃうかもしれないし、ということで、お受験生活スタート時は、闇雲に以下のような本を買っていました。(多分これみんな持ってますよねww)

DVD付 小学校受験で合格するための絵の描き方 ―DVD付だから絵が苦手なお母さんでも家庭で簡単に教えられる

小学校受験の巧緻性〈2005〉―お母様の手で指導する

1日10分で難関小学校に合格する絵のかきかた

うちは国立受けないのにwお母様の手で教える時間限られてるのにw

個人的には、この「お母様の手で〜」シリーズは装丁が古くてお母様(私)のやる気が出ず、しかも値段の割には当たり前に保育園で出来るようになってる事ばかりが書かれていたので、買う必要無かったなぁと思いました。

また、息子は、3歳頃から息子なりの世界観を持っていたので、母としては今更このお受験絵画の型を覚えこませるのには及び腰でした。

が、そろそろとこれらの本を見せると、意外にも息子は自分で付属DVDや解説のページを見ては、いくつかの技術をツールとして自分の絵に取り入れていました。子供って柔軟！！

食わず嫌いは良くないな、と学んだ母でした。