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【お受験】子どもは忘れる。そしてある日いきなり掴む!【小学校受験】

あと2ヶ月を切りましたねっ
大人の時間感覚だと、ヤバい!と思ってしまいますが、子どもにとっての2ヶ月は結構長い期間なので、これからまだまだ色々ありますよ!

お教室(特に大手〜中堅)では淡々と「焦らないように」と言われると思います。
確かにそうなんだけど、頭では分かってるけど、焦るよ!!というのが本音ですよね。
本気だから焦るんです。しょうがない。

というわけで、残りの期間に出来るだけ焦らずに済むようなエピソードを思い返してみました。

苦手克服に躍起になった冬〜春

息子は、年中の12月にお受験準備を始めてしばらくの間、「下の絵の中で、右手を挙げている子にマルをつけましょう。」系の問題が苦手でした。

そこで、右手にオモチャを持たせて前後左右から写真を撮って見せました。

それで分かるようになりました。

…だったら良かったんですが、そんな簡単な話ではありませんでした。

まー、できないんです。
びっっっっっっっくりするほど間違えるんです。
さらに理解に苦しむのは、四方観察は得意なのに、左右だけは出来ない。
なんで????なんで????と思いながらあの手この手で理解を促してるうちに1月、2月が過ぎました。

春になる頃、よほどの引っ掛け(片手で逆立ちしてる子供とか)でもない限りは、正解が選べるようになっていました。

しかし、恐らく彼の中で定着していないというか、腑に落ちていないというか、なんだか、「取り敢えず飲み込んだ。」そういうムードが漂っていて、ちょっと嫌な予感はありました。

スランプの夏

そして夏。嫌な予感は的中。他の問題も全体的にスランプ気味だったのですが、左右の問題は特にスポーンと、スッコーンと、抜けてしまいました。

徒労感と焦燥感とに苛まれ、ひと通り発狂した後、もう、捨てることにしました。

ペーパーの問題が10問前後出されるうち、左右の問題ばかりが何問も出るわけがない。
他の問題が出来るなら、1問くらい捨てたっていいだろう、そう思って諦めました。

探すことをやめた時 見つかることもよくある話

夢の中へ 夢の中へ 行ってみたいと思いませんか ふふっふー(あれっ!若いお母さまはご存じない?!)

そうして過ごすうち、秋になり、左右ができないことなんて忘れた頃に、不意にお教室で出たペーパーに左右の問題が入っていて、なんと息子は事も無げに全問正解していたのです。

しかも、今度は危なげなく、瞬殺。

んーとんーと、こっちかな、こっちかな、なんて迷いません。ほいほいほいほいー!と解いていました。

そういう時は ジタバタするしかないよ

何が奏功したのか、今もよく分かっていないので、再現性のあるアドバイスを記載できず悔しいのですが、

とにかく、とにかく解きまくる。
ただし、出来るようにならなくても良いや、という気持ちではなくて、出来るようになりたい!なんで間違えちゃうんだろう?って吐き気がするほどやってやってやりまくって、
忘れる。
もー、パッタリやめる。
いっぺん顕在意識から消し去れば、きっと脳みそが勝手に情報を整理していきなり繋げてくれる。
そんな気がします。
私自身はそういう経験が無いのですが、息子を見て、こういう事も有るのかと感心しました。

イメージとしては、魔女の宅急便で飛べなくなったキキにウルスラがしたアドバイスみたいな感じです!

ウルスラ「そういう時はジタバタするしかないよ 描いて 描いて 描きまくる」
キキ「でも やっぱり飛べなかったら?」
ウルスラ「描くのをやめる 散歩したり 景色を見たり… 昼寝したり 何もしない そのうちに急に描きたくなるんだよ」
キキ「なるかしら」
ウルスラ「なるさ」

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(魔女の宅急便)





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