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7/27 『「文」とは何か 愉しい日本語文法のはなし』を読んだ

数年前に購入し、数年かけて読んだ。より正確に言うなら、途中で中断・放置・内容忘れたのでまた最初から読み直すなどしているので、ギュッとすれば数ヶ月くらいにはなると思う。しかし新書1冊読むのに数ヶ月はかかりすぎだなあ。橋本先生の本は以前『日本語の謎を解く―最新言語学Q&A―』を比較的サクサク読めたのでこれもいけるかなと思って買っていたと思うのだが、やはり文法は難しかった。
ただ第八章に関しては、紹介されている『言語が違えば、世界も違って見えるわけ』を、これまた数年かけて読んでいたから、聞いたことある話をもう一度聞けたので理解も他章に比べてよく進んだし、読み進めるスピードも速かった。こういう「知ってる/聞いたことある」を少しずつ増やしていけたらなと思う。その為にも、今後はなるべく途中で中断・放置したりしないようにしよう。あれが一番学習に支障をきたすから。
その他、名前だけ有名だけどよく理解していなかった生成文法とか、神はいるのかいないのか問題くらい紛糾する主語は必要か不必要か問題とか、テクスト言語学ゥ?うさんくせェ学問だな……など、新たに手に入れた知識の欠片が、次へ行くまでに零れ落ちていかぬことを願うばかりである。

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