10/29 ブラッドレー・ボンド+フィリップ・N・モーゼズ『ニンジャスレイヤー 開戦前夜ネオサイタマ』を読んだ

面白かった。
ニンジャスレイヤーが……負けた……! 今巻は単独完結エピソード以外は苦い戦いが多めだ。スシ回だけが癒し。話題になっていたエピソードだけにとても面白かった。「なまじ普段はサツバツたる闇社会において発揮されるがゆえに闇の色に馴染んで見えたニンジャのニンジャ性は、明るい市民社会の中にあって一層どす黒く鮮烈な影を落とす!」はけだし名文だと思った。レッドハッグの初登場エピソードも読めた。ビジュアルなどからナンシーを武闘派に振ったようなクールビューティ系だと思っていたけど、登場時の様子とか、嗄れ声という描写からすると、アニメに登場した際には声は椿鬼奴に演じてもらうといいのではないか。
次巻より反撃開始で、一気にクライマックスに向かっていく流れのようだが、書籍未収録エピソードなども結構あるとかないとかなので、それらをどのタイミングで読めばいいのか、思案のしどころ。

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