1/31 『ニンジャスレイヤー リフォージング・ザ・ヘイトレッド』を読んだ

面白かった。
「リフォージング・ザ・ヘイトレッド」は短いながら、今までフジキドに降りかかってこなかった……あえて避けていたであろう……展開でよかった。その束の間の邂逅はフジキドを苛みもし、また人間性を繋ぎ止める楔にもなったろう。表裏一体、表裏一体だ。
「リヴィング・ウェル・イズ・ザ・ベスト・リヴェンジ」、ニンジャスレイヤーの再起と修業、そして再戦と、1エピソードの中にめちゃめちゃ盛り込んでいる。マスター・ヴォーパルもいいキャラだ。リアルニンジャという神秘的な存在の深みが増す。ウェブ連載されている第4部も並行して読んでるが、4部に出てくるリアルニンジャは何かと強大でスケールも大きくて、3部に出てくるリアルニンジャ達とはまた趣が異なる。こちらの者達が弱っちいというわけではないだろうがね。4部とそれ以前では世の中の在り方がだいぶ違うし。
次巻のエピソードはとうとう第3部でもひときわ激動の一日だという話だし、今巻はちびちびと読んでいたが、一気に読んでいった方がよさそうだ。

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