11/14 『機龍警察〔完全版〕』を読んだ
面白かった。聞いてた評判通り、そして「2010年代最高の国産ミステリ小説シリーズ」とオビに書かれている通り、面白かった。
最初、カバー折り返しの登場人物表を見て、そのずらっとした人名と階級の並びに、これ何度も見返しながら読んでいかないとわかんなくなるやつだ、と思ったのだが、読んでみると思いのほかにズンズンと読めた。というのも、よくよく見れば、組織の各ポジションに2人ずつ、対照的なキャラクターが配置されており、その二者の関係をとっかかりにその組織の、あるいは組織間の関係性などが