【サンプル公開】艦船模型スペシャルNo.80
英国海軍は“弩級”の語源ともなった「ドレッドノート」に始まり、近代戦艦の建造において、常に世界をリードし続けました。
長らく定番として親しまれてきたキットに加え、ここ数年で英国海軍艦艇の新金型キットが数多くリリースされ、ラインナップが充実してきました。そこで、艦船模型スペシャルNo.80は「女王陛下の戦艦」と題し、久々の英国海軍特集を展開します。
目次です。気になる記事は見つかりましたか?
巻頭を飾るのは表紙にもなっている「クイーン・エリザベス」です。トランぺッターの1/350を徹底改修し、1943年時を再現します。フラワー級コルベットと合わせた洋上ジオラマをご覧ください。
2つの大戦を戦い抜き、第二次大戦における最大の武勲艦ともいわれる「ウォースパイト」。ピットロードの1/700を、基本工作を重視しながら丁寧に作り上げます。
1922年のワシントン海軍軍縮条約締結から1936年のロンドン海軍軍縮条約失効までの約15年間、列強各国の建艦競争は一旦の落ち着きを見せました。この「海軍休日」と呼ばれる期間に、条約型戦艦として建造されたのがネルソン級です。主砲を前部に集中配置した独特のスタイルをお楽しみください。
「ビスマルク」追撃戦から太平洋艦隊まで参加した「キング・ジョージⅤ世」。タミヤのベテランキットを、エッチングパーツを使用せずにディテールアップします。
「フッド」は高速戦艦の先駆けであり、大英帝国の象徴でした。最期の戦いとなったデンマーク海峡海戦に臨まんとする姿をイメージして製作。
「高速は最良の防御」というフィッシャー卿の思想を体現したレナウン級巡洋戦艦。中でも2番艦「レパルス」はマレー沖海戦に参加しており、日本でも馴染みのある戦艦です。傑作と名高いタミヤのキットを端正に仕上げます。
第二次大戦中、英国海軍は北海から太平洋まで、世界各地に展開しました。ここでは主要な海戦や艦隊編成などを解説します。
艦船模型スペシャル最新号を読んで、個性豊かな英国海軍の戦艦を製作してみてはいかがでしょうか?
さらに特別記事として、好評をいただいている鷲見博氏による考察記事を今号でも掲載。雲龍型空母の4番艦として建造されるも、未完成のまま中止となった「笠置」の艦橋を検証します。
ここでは紹介しきれない記事も盛り沢山。艦船模型スペシャルNo.80は5月14日発売です。A4判オールカラー136ページ、税込1,880円。
お買い求めは全国の書店、模型店、または通販サイトで。
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