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みなし2号から1号になる時の話と、きちんと言葉は確認しなきゃいけないよ、というお話

最近あった手続き的な話で躓いたことを書いてみようと思います。
だらだら書いてますが、話の内容を知りたい方は「で、これなんの話?」に飛んでください。

ケースワーカーさんからの連絡

ある日ケースワーカーさんから連絡がありました。
ある利用者さんがみなし2号被保険者から1号被保険者になるので手続きをして欲しいというもの。つまり65歳になるってことなんでうよね。

事務手続きを確認した

ここの保険者は介護保険事務センターがあるところなんです。その市内の介護保険事務を一括で行うところ。
なので、事務センターに確認しました。
すると「それは役所内での手続きになるので、こちらでの手続きはないです。役所に確認して欲しい」とのこと。
へーっそか、と思い「もう僕がすることは無いのか!」と思いました。

ケースワーカーに再度確認

何か事務センターに確認したら何もすることないって言われたよ、役所で手続きしてねって言われたからよろしくって伝えたんですよね。
すると「いやー、こちらも手続きがよくわからないので手伝ってほしい、こちらでするものかもわからない」と返されたんですよね。
こちらとしては役所で手続きするものと言われたので、おいおい役所で手続きしろよ、って心のなかで毒づきながら、そーなんですねーって返事してました。
この時の落とし所としては「稀なケースなので忘れちゃうよね」ってことでお互い納得して、結局後日ケースワーカーさんに会いに行くことになりました。

会いに行ったはいいけれど

あちらの気持ちはわからないですが、こちらとしては会いに来てと言われたからケースワーカーさんに会いに行ったんですよ。そしたら不在ですと。時間まで向こうに決めてもらって「不在です」と。
気持ちは抑えながら、なんでやねんって思いながら、別の人に対応してもらいました。その別の人に最初っからこの流れを説明して、それでも結局「わからないです」「こっちも介護保険課から言われた通りの対応をしている」「こっちで書く書類じゃないと思う」いや~じゃないと思うってなんやねん、って表情で突っ込みつつ、埒が明かないし、こっちに丸投げする以外の選択肢はないみたいなので、時間の無駄かと思い引き受けると代わりのものに伝えて、書類一式を引き受けました。

いざ介護保険課

持ち帰って考えようと思ったんですが「介護保険課から言われて」という言葉を思い出し、介護保険課に。
これ預かったんスけどどうしたらええんスか?って聞いてみたんです。
少々お待ちくださいと引っ込まれていって、帰ってきた答えは「この場合転入になります。氏名住所生年月日を書いてもらい、他の部分は書かなくていいです。本人のサインを貰ってきてください。」と。
ほうほう、なるほど。って、誰でも書けるや無いかい!
んで、わっかりやしたー、と、あとは処理しました、というお話。

で、これ何の話?

僕がいちいちムカついてたって話でもあるんですが、まぁそういうわけではなく、一応の整理をしてみます。
お気づきとは思いますが、役所で手続きの箇所を太字にしています。
介護保険課もどうケースワーカーさんに伝えたのか疑問もありますが、それはわからないので不問にします。

いや、多分僕の勘違いと言うか早とちりなんですが、役所で手続きという意味を役所が手続きするという意味に思いこんでいました。
事務センターさんは「事務センターでは手続きしませんよ、役所で手続きしてくださいね」ということを言われていたので、結局のところは「うちでは手続きしませんよ」っていう意味だったんでしょうね。
僕はもう一つ意味を取り違えていて、みなし2号から1号被保険者になるには新規申請が必要じゃないかと思っていました、でも実際は転入の申請なんですね。(これは保険者でも違いがあるかもしれないので各保険者に確認してみてください)

ケースワーカーさんとの話は「介護保険課から来たもんはケアマネに任せたらええやろ」ってことなのかもしれないし、本当にわかってなかった可能性もあります。わかってなかったというのは何の手続きをするのかがわかってなかったか、ということで、申請の書類に転入のみのチェック欄しかなく上に書いた通り正直誰でも書ける書類なんですね。その確認もするつもりがない様子で、書くつもりがないけどいちいち面倒なこと云うてくるやつくらいの認識だったんでしょう。

今回のまとめ

  • みなし2号から1号被保険者になる場合は転入の手続き(そうじゃない場合もあるかもしれないので保険者に確認してください)

  • 役所で手続き」っていうどうとでも取れる日本語は疑うべき

  • 思い込みが発生すると、疑えなくなる

の3つのことを覚えておきましょう。


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