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日比谷公園アートイベント行ってきた〜東京子連れおでかけ 穴場スポットGW2024

ゴールデンウィーク真っ只中。お出かけしたいけど、どこも混雑で大変だし、とお悩みの子育てファミリーにおすすめスポットありました!

我が家も、混雑が大の苦手。なので毎年ひたすら地元周辺(都内)、そしてちょっと遠出で都心の穴場を探して出掛ける、という3択でゴールデンウィークを計画しています。
今年も都心のGWイベントを検索して悩みに悩み、混雑具合を懸念しつつ参加したのがこちら。

日比谷公園のアートイベント『「Playground Becomes Dark Slowly」(花と光のムーブメント)』。

*東京・日比谷公園にて
*4/27-5/12まで開催
*9-22時まで(21:45最終入場)
*入場無料

こちらに子供と行ってみたのですが、最高でした!無料でゆっくりたっぷり遊べてとっても快適だったのでシェア。




①花のハンモック(特に子育てファミリーオススメ!)

全体はこんな感じ。お花はネットの下にあります。

こちらは永山祐子さんの作品。
芝生広場の中心に美しい花畑が!色とりどりのお花の上に浮いているのは山なりに張られた白いネット。ネット部分がそれぞれハンモックになっていて、ゆっくり寝転んだり、上をふわふわ歩いたりして楽しめます。
ハンモックは大人でも楽しめる強度のものでした。(1つの面に大人2人までが推奨されていました)

ハンモックからの景色。お花がきれい!

眼下のお花畑、ハンモックの連続した三角形、そしてハンモックから見渡す公園の景色。全てが美しく、吹き抜ける春風も心地よく、いくらでも揺られていたくなっちゃいます。


そして子育て家庭的に何より嬉しいのが、子供たちが自由に動き回れるところ!わりとしっかりネットの傾斜で歩きにくさがあるのが楽しく、アスレチック気分で子供たち、がんがん歩き回ってます。走り回ってる子もいます。
よじ登ってる子もいますが、一番高い山部分の高さまでは、危ないから登るのは禁止だそうです。

うちの娘(小3)は、大喜びでハンモックに乗ると勢いよく何周も走り回って楽しんでいました。
大人は、なかなかに移動するだけでスリリングなので、私はゆっくりひとつのハンモックで寝そべったり座ってぼーっと景色を楽しんだりして過ごしました。
たまに娘がやってきて、あっちまで歩こうよ!と言ってくるので、ゆらゆらする移動にも挑戦しました。


昼過ぎの混雑具合。全然待ったりせずに遊べてました。

作品のサイズが大きいこともあり、ゴールデンウィークにしてはハンモックの混雑具合もひどくなく、座る場所がないとか並ばなきゃ乗れないなどもなくて、とにかく快適に遊び続けられましたよ。

我が家は昼過ぎと夕方の2回ハンモックに行きましたが、娘は、最終的に「ここに住みたい!」と言って帰るのも名残惜しそうでした。

美しい花に癒されるし、子供たちはごきげん。最高の親子向けアートだなあと感動。5/12までイベントは続くとのことなので、ぜひお子さんと一緒におでかけ下さい。

こんな感じで、ハンモック下には様々なお花が!

ちなみに、幼児さんには、さすがに一人で歩き回るのはきびしいです。幼児さん連れの方は、大人と同じハンモックに乗せて、一緒にぼんぼんバウンドしてゆらして遊んだり、見守りながら一緒に歩いてみたり、がおすすめです。低めの山なり部分になら、はいはいでも登れると思うので、安全を見守りつつ遊んでみて下さいね。



②Gravity and Grace

そびえ立つ壺。圧倒的な存在感でした。

こちらは、国立新美術館の展示室でも展示されていた大巻伸嗣さんの作品。今回は公園の自然の中での展示となり、日比谷公園の遊具が並ぶ賑やかな草地広場の奥にありました。
こちら、夜のライトアップが映えるアートですが、その大きさと神々しいオーラは昼間にみても圧巻でした。

公園の大木と並ぶほどの大きさの壺型で、精緻に描き出された花や葉脈、その他さまざまな模様が中からの光によって陰影をもって映し出されます。

私は夜までいられなかったので残念でしたが、ぜひ遅くまでいられる方は夜の姿もお楽しみ下さい。

またこの草地広場、いくつか遊具がありますが、その中でもターザンロープが人気です。公園の壮大な木々を目前にしてのターザンロープ、爽快だそうで、娘も何回も並んでやっておりました。(6~12歳用)
こちらも、私が訪れた祝日の午後は混んでいる時でも7人待ちくらいでした。


③はなの灯籠

こちらは永山祐子さんによる、期間中の3日間に行われる体験イベントです。心字池花と光の粒を浮かべる花灯籠のイベント。
私が行った日はイベントの日ではなかったので体験できませんでしたが、イベントのものと思われる花々と風船(?)型のものが心字池に浮かんでいました。

写真を撮ると本当に美しすぎて、どうやっても映え写真がとれる!と娘と沸きました。

開催日時:4月27日(土)、5月4日(土)、5月11日(土)9:00~22:00
※ワークショップ開催日の9時から心字池横の東屋にて、キットをお配りします。キットは数に限りがございます。各日準備数が無くなり次第配布終了となりますので、何卒ご了承ください。


※雨天・荒天時は体験を中止する場合もございます。

公益財団法人 東京都公園協会ホームページより


④余白史

細井美裕さんによるサウンドインスタレーション。園内各所のスピーカーから作品のために採集された音が重なるように再生されるというもの。
イベント会期中に、園内の数ヶ所に集音デバイスを設置し、園内の環境音の集音を実施してリアルタイムで園内スピーカーから再生されることもあるとのこと。面白い取り組みですね。
ただ、今回私は、どれが明確にそうなのか、あまり意識できていなかったので見つけられませんでした。
皆さんはぜひ公園でじっくり耳を澄ませてみて下さい。


公園での過ごし方

以上の4作品を公園の自然とともに楽しみながら、キッチンカーも数多く出店し、ピクニックをしながらアートに触れられるこのイベント。レジャーシートを持っていくもよし、日比谷公園はベンチの数も多いので、レジャーシートなしでも、かなり座れるので問題ないかなと思います。


私たちは、おとなりのミッドタウン日比谷で美味しいパンを購入してゆっくりベンチでいただきました。どのパンも香り豊かでほんとに美味しかったです。オススメ。

他にもミッドタウン日比谷にはお弁当やテイクアウトグルメ、フードコートのような気軽なお店など豊富にありますよ。



ちなみに日比谷公園といったら野音ですよね。私たちが訪れた29日は、ちょうどHoneyWorks関連のライブの日で、昼間はリハーサルの音がたっぷり漏れ聞こえてました。娘はHoneyWorks好きなので、漏れ聞こえる歌に大喜び。
それに、あの野音のバンド音が響いてくる感じ、野外フェス好きの私としても堪らないです。


東京の真ん中で、様々なアートに触れて、自然をいっぱいに浴びられる日比谷公園
ゴールデンウィーク後半に、ぜひ行ってみて下さいね。


このイベント、行ってみて、ほんとにほんとーにおすすめで、誰かに伝えたい!と勢いよく書いてみました。

大人でのお出かけや、子連れでも夜まで外出できる方は、ライトアップもこのイベントの大きな魅力なので、ぜひ夜の公園を楽しんで下さいね。

あなたのゴールデンウィークが、このイベントで最高の思い出になったら嬉しいです。
では、最後まで読んでいただき、ありがとうございます(*^。^*)


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