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誕生日を「自分で祝う」ことだけに集中したら、なんだかいい気分で過ごせた話

毎年、自分の誕生日はちょっと戸惑う。
もう、喜んでいる年齢は超えたし、というより、私はもう年齢を気にしない、年齢は無い、と決めているので、何歳かは興味がないのだ

でも、生まれた日なので、両親への感謝を改めて感じる日であり、やっぱり特別な一日であることに変わりはない。
そして、やっぱりいくつになっても、誰かに祝ってもらえたら嬉しいな、と思ってしまう。

しかし、毎年我が家ではかなり最小限の祝いの言葉くらいしか、待っていても祝われないので、戸惑ったりちょっと寂しさを感じながら過ごすことになる。




ある年は、自分で家族を行きたかったお店へ外食に誘って行った。自分で誕生日にお店を予約するのは、変な感じだった。もちろん、バースデーサービスなど、自分では頼めない。

他の年は、夕食は自分で作るかもしくはせめてデリバリーを自分で頼んでみたり、ケーキを自分で買ってきて皆で食べたりした。

昨年は、旦那さんと子供が、近所にケーキを買いにいってくれた!これは嬉しかった。
そして昨年は、数年に一度の割合で思いついたように誕生日プレゼントをくれる旦那さんが、一年前の誕生日に買ってくれるといっていた腕時計を2年越しで買ってくれた。




そして、今年の誕生日。
お祝いの言葉は家族3人とも各々かけてくれた。

私は近年、こころについてや潜在意識などを学ぶようになり、やっと変な被害者意識や寂しさなく、『他人に期待しない』をできるようになってきた。
悲観的でない、ニュートラルな『他人に期待しない』だ。

なので、今年は、最初から自分だけで自分のお祝いをすると決めた。
朝は、いつも通り大騒ぎで子供が学校になんとか行き、そのあとの仕事までの40分くらいで、ひとりで最寄りのスタバに訪れた。


いつものカフェモカと、季節のスイーツの、桃とアールグレイのケーキ。
大好きなスタバの、席まで最初からイメージしていたら、ちゃんとその席が空いていた。
ひとりでゆっくり味わう時間、短い時間でも最高に幸せだった。



そして、いつも通り在宅で仕事をして、あと1時間で終業の夕方。
ここで想定外のサプライズがあった。なんと、愛しの推しの出演ドラマの発表があったのだ。
そのあと1時間、仕事が手につかなかったけれど、とにかく嬉しかった。
なんて幸せなんだろう、最高の誕生日

仕事を終えてから、喜びとドキドキに胸を膨らませながら、少しの時間、情報集めとSNSにいそしんだ。推しのお祝いができる誕生日、何より嬉しかった。

そして、いつも通り、推しの歌をイヤホンで聴きながらお夕飯の支度。
お夕飯は、先日宅配で購入した韓国総菜の冷凍と半調理品をメインにした。これも、韓国フェアを見かけて決めていた。大好きな韓国料理をいろいろ並べよう、私の好みになるけれど、誕生日だし勝手に並べちゃえば文句あるまい。
通常のお夕飯は、なかなか自分の食べたいものは作らないので、これだけでかなり幸せだ

お夕飯の前に、子供たちがハッピーバースデーを歌ってくれた。これは毎年歌ってくれるが、もちろん嬉しい。
そして、韓国料理を美味しくいただいて、いつも通り後片付けをして、家事を終わらせ、いつも通りの1日の流れが終わっていった。

娘は、得意のお絵かきをしてくれたが、完成してなかった気もする。。他のプレゼントはやはり今年はなかったし、ケーキもなかった。




こんな誕生日だけど、今年はとっても楽しかった。楽しかったし、満足だった!
ほんとはもちろん、お夕飯を食べに行ったり、ケーキを買ってくれる人がいたり、旦那さんがプレゼントをくれたりしたら最高に嬉しい。
でも、今年不思議と満足できたのは、最初から人に期待をせず、自分で自分のために粛々と準備したお祝いプランを遂行できたから。

期待することで、逆に後ろめたさすら感じて過ごしていた誕生日が、何も期待しないことで、安らかな楽しいソロイベントになったのだ。

そして、推しのドラマ発表という特大サプライズ!!
何度も何度も、「なんて最高の誕生日!」と胸高鳴り、幸せに満ちた1日だった。
自分が気分よく過ごせばオールOK、そしてその舵をとることができるのは周りでなく自分だけなんだ、ということ。
こころの学びをはっきりと身をもって落とし込むことができたのだ。

これからも、このニュートラルな『他人に期待しない』を実装して、自分のこころのままに生きる生き方を目指していこうと思う。


〈あとがき〉

皆様のご家庭では、ママのお誕生日はどんな感じですか??もしも、旦那様方で今読んで下さっている方がいましたら、ぜひ奥様のお誕生日はプレゼントを贈って下さいね。
誰かが自分を想ってプレゼントを選んでくれるって、とってもこころが暖かくなる、素敵なことですよね。

でも私の話はそれとは逆の、自分を自分で祝う誕生日のススメ。これも素敵。
ちょっと変わったお誕生日のお話(ちなみにお誕生日は数週間前でした)、最後まで読んでいただきありがとうございます(*^。^*)

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