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2021年11月19日(金)〜20日(土)にmocteco4期 オンライン合宿を開催しました!

今年で4期目を迎えた若者創業支援プログラム「mocteco」。11月19日(金)〜20日(土)に2回目となるオンライン合宿を実施しました。濃密な時間をダイジェストでお届けします。


合宿の目的・テーマ

Kick Offから約2か月が経過し、プログラムはいよいよ後半戦。今回の合宿では、3か月の集大成となるDemo Dayに向けて、応援・共感してもらえるストーリーや思いを語る準備をしました。

【開催概要】
日時:11月19日(金)16:50〜11月20日(土)13:00
場所:Zoomを使用したオンライン開催
1日目・・・サグリ株式会社CEO 坪井俊輔氏、Y氏を迎えてのブラッシュアップ。坪井さんによる講演。夜は自由時間として課題に取り組む。
2日目 ・・・Demo Day後も見据えたアクションプランを作成、Demo Dayに向けて考えたキャッチコピー案と合わせて共有。



ゲストによるブラッシュアップ


合宿1日目はゲストにサグリ株式会社CEO・坪井俊輔さん、Yさん(シークレットゲスト!)をお迎えし、各プロジェクトのブラッシュアップからスタート。ゲストごとにそれぞれのブレイクアウトルームに分かれ、これまでの実践報告や現状の課題をシェア。課題に対する解決策やモチベーションの保ち方などについてアドバイスをいただきました。

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△ブラッシュアップのようす(スライドは新見チームのもの)。

各チームのブラッシュアップ終了後、今回の合宿からmoctecoに参加した新メンバーの自己紹介も兼ねて、プレゼンと公開ブラッシュアップが行われました。新メンバーのプロジェクト内容をご紹介します。


・芹澤実咲(北海道大学)
「プラントベースのインスタントラテ」

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「ホンモノの食で、ヒトも地球も再生・再考する」をビジョンに「Re:Latte」というプラントベースのインスタントラテブランドを作ります。

私が考える「ホンモノの食」とは自分が本当に食べたいものを食べる、当たり前のことです。自分が満足するもの、地球にもいいものを食べて、ヒトも地球も再生しよう、食の在り方も考え直してみようということです。

Re:Latteはプラントベースのミルク、国産茶葉、北海道のてんさい糖を使い、持ち運べてお湯だけで飲めるもの。既存のものは砂糖も脂肪分も多く罪悪感があるし、産地情報などもわからないため地球に優しいか不明です。それらを全部解消したラテを作りたいです。

もともとアトピー体質という過去があります。また、飲食店をやってみて、場所に縛られることがあまり好きじゃないと気づいて。どこへでも自分の想いを食べ物を媒体にして持っていきたいと思い、Re:Latteを作ろうと考えました。


ゲスト講演

続いて、ゲストの坪井さんによるご講演。今回は「0 → 1を作るエッセンスとは」というテーマでお話ししてくださいました。以下は講演内容の抜粋です。

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①現在注力しているサグリ株式会社の事業について
サグリはサテライト・AI・グリッドという3つの技術でリブランディングしました。衛星データを活用して農地管理の効率化を図るビジネスが主軸です。最終的なゴールは、一つ一つの圃場、営農に対して必要な情報などを結びつけ、それぞれの農家さんに届けること。それによって農業現場の状況把握と改善に貢献すること。

②坪井さんの「0 → 1」
子どもの頃抱いていた宇宙研究の夢は、思春期になるにつれ周囲の環境から押し潰され、次第に諦めてしまいます。

夢を思い出すきっかけは語学留学でした。自分の夢を恥ずかしがらずに語る大人の姿は衝撃だったと言います。やりたいことを見失っていた自分自身に「何がしたいのか?」を問い続けるうち、ふと「俺(がやりたいのは)宇宙だったんだ」と気づきました。

そうして飛び込んだ「MAKERS UNIVERSITY」のメンターとの出会いが、坪井さんの人生を変えます。「本気で教育の課題解決したいんだったらお前の好きな宇宙で教育やったらいいじゃん」と背中を押され、宇宙教育事業に挑戦。「最初は何百円くらいしか儲からなかったけど、やってよかった。」これが坪井さんにとっての0 → 1でした。

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<坪井さんからのメッセージ>
・まずは自分自身を見つめてみてください。自分を理解することが一番大事
・ステージごとに色々な壁にぶつかる。辞めたくなったら立ち止まってもいい。けれども、成功するまで辞めないこと。
本当に自分から湧き出てくるもので、やりたいと感じるかということを大事にしてください。そして、これまでも、これからも出会ってきた人を大事にしてください。いずれみなさんが成長したらぜひ次の人たち、もしくは子どもを大事にしてほしいです。


アクションプラン発表

夜の自由時間は相互ブラッシュアップ。mocteco生・コーディネーターとの対話などを通して、ゲストブラッシュアップから見えてきた課題などを整理。今回は「Demo Dayに向けてキャッチコピー案を作る」という課題もあり、相談しあいながら取り組みました。

2日目は個人ワーク・グループワークを行い、アクションプランとキャッチコピー案を練り上げました。最後に全体共有をして今回の合宿は終了です。その中から、2組のアクションプラン・キャッチコピー(*合宿時点)を厳選してご紹介。


新見涼太・新見彩歩(北海道大学、明治大学)

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・Demo Dayまでに木糸Tシャツのプロトタイプを完成させます。生地は縫製企業の方に預けており、後は納品を待つだけ。ストーリーや想いをまとめてさまざまな形で発信することが活動の中心になります。
・Demo Day以降は、まだTシャツが洗濯できるかわからないなど、欠陥があるかもしれないので、プロジェクトをブラッシュアップしていきます。
・キャッチコピー案は「あなたの町の森林がTシャツに 木糸Tシャツ〜間伐材をTシャツへ 日本の林業を守る〜」です。

*Kick Offからプランを変更しました。


福田千聖(北海学園大学)

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・Demo Dayまでにトマトイベントを複数回開催し、トマトのお菓子とお酒、トマトカレーを振る舞います。Demo Day後はトマトイベントの継続、余裕ができたらトマトグッズも作りたいです。
・キャッチコピー案は、「今までに食べてきたトマトは1t超えのちーが作るトマトを食べながらトマト愛について語る家」。もう少し短くわかりやすくしたい。1t超えていたのは私でも衝撃的で、インパクトはあるかも。
・トマトの家を可視化できるよう、絵を描いたり言葉にしたり、内装などデザインにおこせるようにします。
・合宿では色んな人と喋れました。今自分がやりたいと思っていることをとにかくやって、やりたくないと思ったらそれは一旦休んでみてもいいかなと思ったので、自分の気持ちを大切にしながらあと1か月頑張っていけたらと思います。


最後に

2回目の合宿ということもあり、前回よりも有意義な時間を過ごせたメンバーが多かったようす。moctecoとしてはDemo Dayで一つの区切りを迎えますが、プログラムが終わった先も見据えてプランを立てていることが頼もしく、嬉しく感じる合宿でした。Kick Offから2か月が経ちましたが、チームによって進度もそれぞれ。自分の想いや自分らしいスピード感を大切にしながら、最後まで駆け抜けていってほしいです。

次回はいよいよDemo Day。12月18日(土)オンライン開催です。
チケットはpeatixからご購入いただけます!


お読みいただきありがとうございました。次回の更新もお楽しみに!

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