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米原万里さんの「旅行者の朝食」

帰り道にふらふら〜っと本屋さんに立ち寄り目に入った本を手にとりました。

米原万里さんの食べ物に纏わるエッセイ。

ロシア語の同時通訳もされていた米原万里さんの文章は、まるで旅行をしているかのような感覚で一気に読み終えてしまい、更に2周目に入ってしまいました。

10年くらい私は国際会議で同時通訳者が使用する音声機材のオペレートをしてきたのですが、同時通訳者さんは本当に遠い存在で、異次元の仕事人だと思ってきました。

初めて同時通訳者の仕事を現場で見させていただいた時の衝撃、そして今も変わらず通訳さんが現場に入られると、凄い緊張感が私の中に走ります。

この本は、ロシアの小咄や、小さい頃に食べた幻のお菓子の話し、ウォトカの歴史に纏わる話しやフランス料理とロシアの歴史の真相等、たくさんのお話しが読みやすいのに突き抜けた素晴らしい文章で書かれてあります。

久しぶりに本を読んでワクワク別世界へ旅することができました。

素敵な本を読んで私も旅欲がどんどんと高まり、この状況が落ち着いたらきっと皆んなの旅欲が大爆発すること間違いないですね。

早く旅に出かけたい!!


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