マガジンのカバー画像

空から落ちてきた

23
ラジオのつまみをいじっていたら、心惹かれる曲が流れてきたり、手紙入りの瓶が流れてきて、直接語りかけてきたり、そんな瞬間がほしくて。 散文、ときに韻文。胸いっぱいのさびしさをあな…
運営しているクリエイター

#鳥

つばさよつばさ #短歌条例

つばさよつばさ #短歌条例

つばさ持ち切り取ってゆく輪郭を描くことなどもう嫌だけど、逃げられぬ定め宿命見えぬなら抗うこともできないわけで、希釈した悲しみなどを青空にさらに垂らして何も起こらず。風の音聴こえていても風が吹く土地の果てには辿り着けない。願うなら行えばいい。誰一人止める人などいないのだから。唱えても虚ろね。呪文の声調は誰も教えてくれないものね。とりあえず進むしかない道があり、後ろ姿は消えてしまった。笑おうかもしも私

もっとみる