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工藤 弥生
2017年3月22日 07:11
つばさ持ち切り取ってゆく輪郭を描くことなどもう嫌だけど、逃げられぬ定め宿命見えぬなら抗うこともできないわけで、希釈した悲しみなどを青空にさらに垂らして何も起こらず。風の音聴こえていても風が吹く土地の果てには辿り着けない。願うなら行えばいい。誰一人止める人などいないのだから。唱えても虚ろね。呪文の声調は誰も教えてくれないものね。とりあえず進むしかない道があり、後ろ姿は消えてしまった。笑おうかもしも私