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わたしが「わたしでいい」と思えたきっかけ①
物心がついて気づいたときには、デフォルト設定がダメな子でした。
勉強も苦手。スポーツも苦手。友だちも上手につくれない。
特に若い頃は、そんな自分を肯定してあげたくて、あきらめたくなくて足掻き続けて生きてた気がします。
劣等感を感じないで済むようにごまかし続けた10代の頃、ごまかしきれない強烈に傷つく経験をしました。
今回はそんな経験と、あるきっかけから劣等感から解放された話を書きます。
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大学1回生の4月。
念願の芸術系大学に入学できたわたしは受験からの解放感とあたしい日々への希望に満ちていました。
出身高校が美術科だった加減で同じ大学に進学した友人が数名いたのですが
入学当初はどうしても顔を知っている物がいれば一緒に行動しがちになりますよね。
わたしも例に漏れず同じデザイン学科のユリカと共にキャンパス内で過ごすことが多かったのですが、元々まあまあ仲はよかったですが親友と呼べるほどの関係ではありませんでした。
ユリカは大きな目をしていて、高校のときから可愛いことで有名でした。
高校時代、気にしたこともなかったのですが、大学で初めて出会った友人や、先輩たちがみんなユリカにチヤホヤして、サークルの勧誘で声かけられるときも、男性の先輩はわたしではなく、ユリカの目を見つめて話をしました。
同じ学年の女の子でさえも、男の子ほど露骨じゃないとしても、わたしはおまけで特にユリカと仲良くなりたい様子。
はっきり言葉にすると、わたしは面白くありませんでした。
でも、ユリカに罪はないし、わたしは自分の中に生まれた惨めな気持を見てみないふりをした。
そんな中、ある出来事が起こりました。
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続きはまた書きます。
久しぶり記事更新ですが、読んで下さった方、ありがとうございます❤️