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基礎が大事とよく言いますが、サッカーの基礎とは?

サッカーなどの球技において基礎練習といったら何が思い浮かびますか?


「サッカー 基礎」と検索するとパスやトラップ、ドリブル練習が出てきます。

私もそれらは球技において基礎だと思います。
思ったところに蹴る、止める、そのような練習は必要です。

それらに加えて、というよりもまず、それらを行う前提としてのもっと基礎を求めていってほしいと私は思います。

もっと基礎というのは、ちゃんと「立つ」ということです。

「ちゃんと」とは何か?という定義が共通認識となっている必要がありますが、長くなりますので、今回はその一つを紹介します。

それは、

「母趾球・小趾球・踵の3点で立つ」


ということです。しかし、これができていない人が非常に多いです。


母趾球・小趾球・踵の3点で立つことができることで、主に2つのメリットがあります。

・余計な力を使わず、無駄なく動けるようになる。
・正しい骨の位置関係になることで、衝撃吸収ができ、筋肉や関節への負担を減らし、怪我を防ぐ。


もっと大雑把に言えば、立つ・歩く・走るを行うときに唯一地面に接しているのは足です(当たり前ですが笑)。その足元が崩れていて、機能していない状態で、ちゃんと股関節や体幹を動かせますか?ちゃんと走れますか?片脚で立ってボールが蹴れますか?という話です。


でも、なかなかそこに視点がいかず、足を思い通りに動かせない人が多いんです。
私もそうでした。なかなかひどかったです。でもできなかったからこそ、変化を感じることができました。


この1年で100人以上の子どもたちの足をみましたが、指導する前に思い通りに足趾を動かせた人は一人もいませんでした。

自然の中で遊ぶことが少なくなり、危険な場所を排除するため、公園などの遊び場も制限されています。そんな子どもたちの足は普通に生活するだけでは、本来の機能が育たない状況になっている場合が多いです。


話を戻しますが、競技の基礎であるドリブルやパスなどの練習と並行して、「立つ」という身体の動きの基礎に目を向け、取り組んでいってほしいと思います。

それができれば、今よりも思ったところにボールを止めることができる、グラウンダーの強いパスを出すことができる、居着くことなくスムーズな一歩を出すことができるようになるかもしれません。


最後に、足のエクササイズを紹介します。是非、毎日取り組んでみてください。





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