ジャンル別Steam一人用ゲームのオススメ①

一度きりの体験ができるゲーム

ゲームの説明をあえて不親切にしている、突然ゲーム展開が変わるなど、尖った仕様があり万人受けはしにくいが、最後までクリアした時の衝撃・感動は大衆向けゲームを越える
ネタバレを見てしまうと面白みが半減してしまうため、ストアページで気になったら調べずにプレイすることをオススメ
いずれも10〜15時間でクリアできる

INSCRIPTION

デッキ構築型カードゲーム&脱出ゲーム
ランダムで発生するイベントやカードバトルでデッキを強化しながらカードゲームで勝ち続けてボスを倒すことが最初の目的
これだけではよくあるデッキビルドローグライトだが、このゲームはゲームマスターとプレイヤーがいて、カードゲームをしているプレイヤーを操作する多層構造になっている
ゲーム内のプレイヤーは途中で席を立つことが可能で、部屋を探索してカードを見つけたり、周囲の状況を調べてカードゲーム以外の目的を進めることができる

OuterWilds

ループ系謎解きSFアドベンチャー
未知の宇宙空間に飛び出し、惑星を自由に探索できるが、探索開始から22分経過すると超新星爆発が起きて世界が消滅してしまう
消滅後、また惑星探索を開始する場面にから再開するが、プレイヤーは記憶を保持したままで、航行情報は残っているため前回とは別の場所を探索できる
様々な場所を探索したり解析し、世界の様々な謎を解いていく

TUNIC

謎解き探索アクションゲーム
なにも説明がないままゲームが開始し、ゲーム内で説明書を拾うことで操作方法やアイテムの効果などが判明していく
説明書を読み込んだり、複数ページの情報をつなぎ合わせることで進む場所やを知ることができる
ビジュアルに反して謎解き、アクションともに難易度は高いが、アクションは多少難易度調整ができる

ドキドキ文芸部

主人公以外が女性の文芸部に所属してそのメンバーと詩を書き合ったりして交流を深め、プレイヤーの選択肢によってストーリーやイベントが変化していく…と、一見なんの変哲もないビジュアルノベルだが、進めていくとタイトルにあるドキドキの意味が変わってくる

2017年にsteamに登場し、無料でプレイ可能(要日本語パッチ)
2021年にサイドストーリーを含んだドキドキ文芸部プラスが発売された
初期版でも本編の内容は大きく変わらないため、初期版をプレイしてサイドストーリーが気になるならプラスを買う程度で良いと思われる

UNDERTALE

モンスターが住むと言われる地底に落ちた人間の子供が主人公で、地上に戻るため地底を冒険するRPG
ターン制の戦闘システムで、敵の攻撃は弾幕シューティングのように回避する。自分のターンは[攻撃][行動][アイテム][見逃す]から選択でき、敵を見逃すことで得をする場合もある

ストーリーはほぼ一本道だが、プレイヤーの選択によりストーリーが変わるマルチエンディングになっており、周回が前提となっている

ストーリーやゲームシステム、BGMを殆ど1人で開発しており、キャラクター、ストーリー、ゲーム仕様、BGMが絶妙に噛み合い、綿密に作り込まれている

ストーリーやキャラクターが心に残るゲーム

Ib

美術館に閉じ込められ、襲ってくる美術品を避けつつ謎を解き脱出する謎解きホラーアドベンチャー
独特の世界観やキャラクターが魅力的で、2012年にフリーゲームとして製作されたものが2022年にリメイクされsteamで販売された

To the Moon

ある臨終患者が、昏睡状態になる前に最後に願った「月に行きたい」という願いを叶えるため、二人の医者が、人の記憶に入り込む装置を使って記憶を操作する
RPGツクールで制作されているが、戦闘はなくストーリーを読み進めるアドベンチャーゲーム

RAKUEN

とある病院にいる5人の患者の問題やトラウマを、現実世界と絵本の世界を行き来して解決する謎解きアドベンチャーゲーム
RAKUENと同じ世界観で異なる主人公のMr.Saitou(サイトウさん)が2023年3月に発売された

EverHood

無口な人形を操作して、失われた片腕を探して冒険するアドベンチャーゲーム
敵との戦闘はリズムアクションで、BGMに合わせて飛んでくる攻撃を タイミングよくステップやジャンプで避け切ればクリアとなる
2024年に続編の制作が発表されている

100時間以上プレイした工場自動化ゲーム

Factorio

いわずと知れた工場自動化ゲームの火付け役
不時着した星で鉄や石などの素材を集め、様々なアイテムを作り、研究を進めロケットを打ち上げることが目的
ゲームを進めるとより多くの素材や二次加工が求められ、工場が拡大・複雑化していくためやることがどんどん増えていく
また、工場を拡大すると大気を汚染し、原生生物が襲ってくるようになるため防壁や銃を作成して防衛する必要がある

FactoryTown

ワーカー配置型で外敵要素なしの自動化街発展ゲーム
こちらも素材収集・運搬・加工の自動化がメインのゲームだが、シムシティのような神様視点で、村人に素材収集や加工を指示しゲーム中に要求されるタスクをこなしていくことが目的
村人の家に衣類や食料が配布されると幸福度が上がり、村人一人当たりの作業速度が早まる
市場の在庫が尽きたり、時間経過で幸福度が下がり生産効率も落ちるため、各生産ラインを止めない物流が肝となる

Mindustry

自動化工場+ウェーブディフェンス
砲台や壁を作り、攻めてくる敵軍から拠点を守りきることが目的
マップ上の資源を採取してベルトコンベアなどで拠点に運ぶことで建材として利用できるようになる
砲台には弾となる金属や冷却水をベルトコンベアで運ぶ必要があり、配送経路が攻撃されると機能が停止するため資源収集と防衛設備を並行して進める必要がある
2019年に正式リリースされた後も頻繁にアップデートされ要素が追加され続けている

Dyson Sphere Program

様々な惑星に工場を作成し、銀河系の恒星(太陽)を大量のソーラーパネルで覆い、エネルギーを得るプロジェクトを完成させることが目的
惑星にはそれぞれ異なる資源があり、不足する資源は惑星間で宇宙船を用いてやり取りすることができる
プロジェクトを完成させるには技術の研究と莫大な資源量が必要になるため、複数の星で採掘・加工・輸送を行う工場を建てる必要がある
2023年11月時点ではアーリーアクセス中で、12月に大型アップデートが予定されている

Shapez

マップ上にある⚪︎、◻︎などの記号を、要求された色や形に加工して出荷する工場を作るゲーム
資源や時間に制限はなく、敵もいないためじっくり考えられるが、要求される図形がコロコロ変わるため工場の作り直しや移動を頻繁に行う必要がある

ブラウザで体験版がプレイできる https://shapez.io/

②(経営シミュレーション、ローグライト)はこちら

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