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今日も秋葉原は元気です。

はじめに

一応、フリーランスの話題として書いた記事です。最後までお読みいただければと幸いです。

秋葉原で思い浮かべるもの

最近はすっかりサブカルの街、風俗の街というイメージが定着しましたが、電気とかコンピュータ関係の街というイメージを持っている人も多いと思います。

家電とサブカルが混ざった風景

今回はメイドさんの写真はありません。肖像権の扱いって難しいんだよな。

ハードウェアエンジニアは電子部品を探す

この街は無線機などの部品を売る闇市から始まって、その後、今の姿を形成するんですけど、今もなお電子部品を売る店はいくつかあります。こんな感じのディープな所とか。

ガード下のお店

フリーランスとして働くハードウェアエンジニアにもいろんなタイプがいますが、東京の秋葉原や大阪の日本橋まで行ける人は、こういった場所で部品を物色しながらお客様から頂いた仕様をどう満たすかとか、自分のブランドとして開発する次期製品をどうするか思索したりします。そうなぁ、百均ショップで作りたいものの素材を物色しているのと似ているかな。

意思決定から実行まで

私は大学や企業にも所属したことがあります。割と幅広い権限を頂いていたので、部品を調達して装置を製作したりするのに困ったことは少ないですが、それでも色々制約がありました。今、フリーランス的な働き方をしていて当時を振り返ると、意思決定とそれを実行するまでの速度感が全く違うように思います。

フリーランスとして働くとすべての意思決定とその実行は、自身の責任において行うことが出来ます。つまり、今この瞬間思いついたことを実行すると決めて、そのまま実行に移すことが出来ます。秋葉原とかで部品を調達すれば、簡単なものなら即日で完成です。これがどこかに所属する身になれば上司にお伺いを立てなければなりません。そして数日を使ってしまうのです。これがフリーランスと所属する身の速度感の違いです。

買い集められた電子部品たち(通販も含んでます)

フリーランスとしての生き方

自分のブランドのものを作るにせよ、お客様の要求に応えるものを作るにせよ、この速度感は組織では出せません。確かにフリーランスは資本が必要な大がかりなものを作るのは難しいですが、この俊敏さはとても重要な武器です。そして、モノづくりだけではなく、たぶんそのほかの分野のフリーランスの方にとっても同じではないかと思います。この俊敏さを今後も生かしていきたいし、フリーランスの面白さ、そして怖さも伝えられるようになったらいいかな。

追記

この記事はSollective様主催の「フリーランス」がテーマのアドベントカレンダーのために執筆したものです。良かったら他の記事も読んでみてください。

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