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表面だけで判断してしまう苦悩を抱えた妻

人はひとりで生きて行けなくて 
人と関わるのが必要なのに
分かり合えないのが
前提の世界だとはしらなかった。
関係の育みを方を知らなかった妻。

毎日
抱っこされなくて
よしよしされなくて
笑ってくれなくて
大事だよ
って言われなくて
感触がなくて

ため息
暗い顔

全てが
私の事なんて嫌いなんだろ!
私が嫌いだから不機嫌なんだ。
きっと
愛されてなんかないわあ
って思ってたわ

そして子供の頃のビクビクした感覚
振り向いてくれない
あの屈辱が一瞬で
今の「不快」となって
支配される。

私から行く事はあるまい。
二度と裏切られたくない。

期待するだけ損。

あの不快な感情が
一瞬に結びついて

一瞬で拗ね子

「ああやっぱり」
「ほらね」

何度も何度も試す。

「ほら」
「やっぱり」

ずっとグルグルグル回ってた。 

いつも
誰かに委ねてる。

いつも
誰かに重ねてる。

このグルグルから
抜け出せる快楽を
ひたすら 
探してる。

目に映ったもの
聞いたものだけが
私を苦しめるものだと思っていた。

私を
苦しめるものが悪い

相手も
目で見た
聞いたことを信じる

どんどんずれる

グルグルに気づかなくて
表現できなくて

相手と
どんどん溝ができる。

「あいつのせい」

「あいつのせい」

「やっぱりね」

「なんで分ってくれないのだろう」

「いつになったら変わるんだろう」

「これだけやってるのに」

人の
せいになんてしたくないのに

恨みが疼いている。










 


  
新機能をつけなきゃ

誤解したままだわ





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