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曽野綾子 神からの贈り物

豊かさは、

往々にして

人の心を

狂わせることがあって

危険なものだが、


貧しさは

人間らしい心を

失わないための

神からの贈り物

である。
『時の止まった赤ん坊』

豊かさに憧れ

豊さを望んでいるものが

実際に

豊かになった時


実績もないままに

そうなった時には


何かが狂っていくように

転げ落ちていく

のだろう。


ほんとうに

危険な状態。


しかも

本人は

気づくこともなく

狂い始める。


しかし、

貧しさは

豊かではないかもしれないけれども


自分には

何かが

足りないかもしれないという

その謙虚な気持ちを

持続して

自分の中に

持つことができるようになる。


それが

人間らしい心。

謙虚な心。


そして

それは

神からの贈り物。


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