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パウロ「敵が飢えているなら食べさせよ。渇いているなら飲ませよ。そのようにすることで、あなたは敵の頭に燃える炭火を積むからである」「悪に負けてはいけません。むしろ善を持って悪に勝ちなさい。」

どうしようもないほどの

苦しみや憎しみを持った相手に対して


飢えているなら食べさせ

渇いているなら飲ませるという

善を持って対処するということ。


ここでの善に対する認識は

優しい心で対処するというものではなく


相手がどうしてもこちらに対して

復讐することができないという方法で


つまり相手に対して、あえて善でもって対処することこそ

最高の復讐となるということ。


この言葉を読んだ時には

相手に対しての復讐のために

自分は善を持って対応する

という考え方が革新的だった。


そして相手に対して善をなしたとしても

相手をやり込めることになり

そのことが、自分自身の気持ちを救うことになる。


そして相手にとっては

対応してきたことが、善であることから

相手からは復讐することができなくなる。


つまり

最高の復讐となる。


胸のすく思い。


そして、その相手への善の対応が

相手の頭に

燃える炭火を積むことになるのだ。


つまり、相手にとっては

自分に対して

復讐する理由がなくなり

地団太を踏むことになるということ。


その思いが頭の上の炭火を燃やすということ。

頭は熱くつらいでしょう。

こらえきれないでしょう。


つまり、心が

思い通りにはならないという炎で

燃やされるということ。

かなりつらいこととなる。


相手に良心があり、

客観視ができることが前提ではあるけれども。


これが最高の復讐。


愛情のある善ではない

復讐のための善もある。


聖書には

すごいことが書いてある。


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