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曽野綾子 諦めた

私はいろいろなことを諦めたが、
中でも割と早くから、
人に正当に理解されることを諦めたのである。

『二十一世紀への手紙』

自分のことを
人に正当に理解されることは
不可能であること。

このことを諦めると
気楽に生きていくことができるようになる。

所詮
他人は
他の人のことを
すべて理解することはできないのが
事実なのだ。

逆に言うと
自分も
他人のことをすべて理解することはできない。

理解しようと努めることは
ある程度は
必要だけれども

理解できない上で
なんとか納得できるようにする。

折り合いをつける。

そして
自分が正当に理解されなくとも
諦める。

そうすると
そのエレルギーを
別のことに使うことができる。

自分のことに使うことができる。

その方がいい。

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