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曽野綾子 満ち足りる

したいことじゃなくて、
すべきことをした時、
人間は満ち足りるんだ。
『燃えさかる薪』

人間は

自分のしたいことをすることではなく

その時にするべきことをした時

満ち足りるという。


自分の中にいる

自分を見つめる自分。

その自分が

自分をいつも評価する。


自分の事を優先するときには

その評価が低くなる。


その時に何をすべきかは分かっているのだ。


そのするべきことを

あらゆる不安や恐怖の中で

自分が選択し実行できた時

自分が自分を認めて

満ち足りることができる。


人間は

そのようにできている。


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