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コンボ抜きコンボザシアン

どうも、かっちょです。

ジラーチ◇とバリヤードのことセットで”コンボ”ってかんじで呼ぶのが一般的な用法と思ってあってるんですかね??
まあその辺はなんとなくで使っちゃうんで気にしないで!

今回はシャントが12/19のドラスタ岸和田のシティで使用し、トナメ1没でトップ8となったコンボザシアンと、そこから一捻りしてしもゆうさんが1/11のドラスタ三宮のシティで使用して予選9位落ちとなった、コンボ抜きザシアンについてとなります。

シャントのコンボザシアンについて

まずそもそも、シティリーグのシーズン2の冒頭12月頭の時点で、練習チーム内ではコンボザシアンの評価が他デッキと比べて最も高かったです。具体的なプレイングは後述として、不利なマッチアップが特になく安定するだろうという認識を共有していました。

各マッチアップ認識

vs3神ザシアン 60%
vsムゲンダイナ 55%
vsセキタンザン 50%
vs小ズガドーン 50%
vsルカメタ 70%
vsピカゼク 75%

僕がこれまで記事にしたデッキの中では最も癖がないと言っていいでしょう。実際に使用したシャントにも確認して現実的な数字となっているはずです。非常に丸い。

シティ当日の使用リスト

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デッキコード:acaKc8-2fzMH9-xxc884

ベーシックでスタンダードなリストから大きくは離れていないはずなので、細かく一枚ずつの解説は無しにして要点だけ。

・クロバット2、オドリドリ1
サポートも標準的な枚数は採用しつつザシアンも4枚積んでいるため、初動はかなり安定して動けるデッキタイプであるのは間違いないです。が、メタルソーサーがある程度必要になるゲームがほとんどですし、入れ替え系、くちたけんやスクラッパー、ジグザグマや祠、等々の必要札が多くなる状況が多発するため、ある程度中終盤のドローを強くしておく必要があるとは感じていました。しかし、必要パーツが多い分だけデデンネでの巻き込みにリスクが伴ってしまいます。特にメタルソーサーなんかは極力1枚たりとも無駄にしたくないため、クロバットの方をより重視し、1-1で散らすよりもクロバットのサイド落ちケアをするため(そもそも2枚積むのはサイド落ちケアが主目的だという考えもあり)、この配分に。恐らくこれで正解だったと思っています。

オドリドリに関しては、ムゲンダイナや小ズガを筆頭とするザシアンを1撃で倒してくる相手に対し、特にメタルソーサーを一刻も早く引き込む必要があるため採用しました。ソーサーに限らずとも自分のアタッカーの継続は速攻の殴り合いで早いゲーム展開において必須でした。

・ジラーチ1、エスケープボード1
ジラーチの重要性は低いが、採用価値はあるという判断での1枚。具体的には、初動のクイックボールではザシアンが当然優先されるのは当たり前として、ジラーチよりもヤレユータンが優先されることが多いからです。ジラーチはポケモン入れ替えを手札に持っている場合にしか速攻では機能しません。しかし、1ターン目にヤレユータンをサーチすることにより、デッキトップに鋼エネを仕込めれば2ターン目のブレイブキャリバーがほぼ確実になるという強みがあり、これを非常に大きく評価していました。また、手札にエネが余っていない場合でも、後半にしか使わないであろうカード(スタンプ、ジラーチ◇、クロバット、ボスなど)を山に返しておくというプレイが可能で、これも一見小さなことですがリソース管理において今回のデッキでは非常に高く評価しました。
もちろん後半になってくるとオドリドリやクロバット、バリヤード+ジラーチ◇など、これもまたクイックボールが余りません。つまり、他のタネポケモンと比べて相対的にジラーチの価値がおちたため、デッキ内での比重を軽くしたというかんじでしょうか。

しかしそもそも手札にきた場合に関しては、カードテキストは不変のため依然強いことには変わらず、初手の7枚の当たりポケモンとしてもザシアンと合わせて5枚になることは大きな強みです。完全に抜いてしまうには性能的に強かったですね。

構築について特筆することはこれくらいでしょうか。プレイに関してもあまり特別なことはありません。環境的にスクラッパーは特に大事にしつつ、リソースを極力丁寧に扱うってことくらいでしょう。

非常に細かなプレイングを除けばシャントのシティリーグ時点で考えていたことはここまでになります。ここからはその先の変化について。

しもゆうさんの使用リスト

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デッキコード:kvVVFF-QAL8HD-kVFVk5

変化の経緯

シャントの構築でまず最初に挙がった問題点が
「ジュナイパーどうするの?」でした。

そこで真っ先に挙がるのはたいていギルガルドVだとは思うんですが、
「ギルガルドVMAX実はそこそこは強いよ」
って流れでギルガルド入りになりました。登場初期にに自分でも記事にしていたので性能は知っていました。

https://note.com/mocho625/n/nc3e0eebda7ea

そこで3神ザシアン相手に試していたところ、ギルガルドが相手に倒されにくいというのが思いのほか明確な勝ち筋になっていることに気づきました。実はこれもまた当時の記事にも書いてあって、ザシアンを1匹しか出さなかったらサイド3-3のプランをとられないため有利にたち回れます。
具体的には、こちらは相手の3神を無視してサイドを2-2-2で取るという流れです。そこでもう一つ注目したのがフィオネです。相手の先攻2ターン目のオルターの返し、後攻2ターン目に”ひきよせのうず+ブレイブキャリバー”であればかなりの高確率でサイドを2枚貰えるということです。このタイミングでこちらがデデンネ・クロバット・オドリドリを出していなければ、相手はアルティメットレイでサイドを3枚とれないため、サイドレースで勝てます。

他にも3神ザシアン戦ではスタンプ絡みなど複数のプランを想定していましたが、この2-2-2の展開で総合的に見て微有利はとれていると判断しました。

ここでジラーチ◇の必要性が怪しくなってきます。ジラーチ◇の主な仮想敵は3神ザシアンであり、他の対面を考えても基本的に小ズガ以外には使わなかったため、小ズガさえクリアしたら抜いていいだろうと考えました。

そこでジラーチコンボを抜いてギルガルドVMAXにコーティング鋼をつけるという方向で考えたところ、スタンプ等を絡めつつ小ズガとそれ以外のアタッカーの処理を突き詰めていった結果、これもまた微有利というところまでは持っていけました。終盤になるとギルガルドが相手のレシリザを一撃で倒せて、相手からはひのたまサーカス以外では倒されないため、序中盤からコズガの相手をしてスタンプ+ギルガルドで詰めるといったかんじです。

ここでギルガルドVMAXの有用性が十分確かめられたということで、ジラーチ◇とバリヤードを抜いた枠でギルガルドが1-1から2-2になりました。
コンボを抜いたおかげでベンチ枠に余裕ができたため、そもそもコンボザシアンの時から要求パーツが多かったという問題を解消するためにデデンネの採用。

そして大きかったのがソニアの採用ですね。

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こいつの採用もあって博士を削ったおかげで、非常にリソース管理が安定しました。序盤にタネを並べて強く、タネを十分引けているならエネを2枚サーチして”さるぢえ+ふとう”に使ったりソーサーに備えたりと、かなり安定に繋がります。中盤に引いてもクロバット・オドリドリやギルガルドVをサーチできるため、かなり安定した動きを作れます。流石に終盤も強いとは言いませんが、そもそも終盤はデデチェンジからボスを探すのが本筋でしょう。
かなりこのサポ配分は正解だったという自信がありますし、ソニアの評価はみなさん考えなおしてみては、と思います。

だいぶリソース管理については考え続けていてソーサーを大事にというのはかなり徹底できるように構築も改良できたように感じてはいました。それでも最後の最後までエネが追いつくか心配って話をちょいちょいしていたところ、前日の27時に5枚目のメタルソーサーであるカウンターゲインを発見しました。ザシアンと違ってギルガルドだと使えちゃうんですね、大発見じゃないですか?僕はめちゃくちゃ夜中に興奮しました。
因みにシティ当日は間違ってザシアンにつけちゃったらしいです……

相性認識

これらの構築の変化の上で、最終的なリストでの相性の僕の認識です。

vs3神ザシアン 55%
vsムゲンダイナ 60%
vsセキタンザン 45%
vs小ズガドーン 55%
vsルカメタ 70%
vsピカゼク 60%

vsジュナイパー 95%

最後に

この記事の公開翌日の1/16~1/17にBreak OUT というBレギュのオンライン大会に出るため、もう一本Bレギュ最後の記事も書くと思うのでそちらもよろしくお願いします。一撃連撃のリストも出たことなのでCレギュもぼちぼち始動してるのでそっちもなんかそろそろ書くことあるかな?

まあそんなかんじで。ではまた~

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