HYBEのお家騒動
ILLITもLE SSERAFIMも“疎外”されている HYBE内紛で浮かぶ、K-POPの根源的課題 - KAI-YOU.net
この前起こったミン・ヒジンとHYBEの諍い。この記事の内容が一番納得出来た。
そして記事内で書かれているように、事は始まったばかりなのだと思う。
『K-POPとは、資本によって徹底的にブランディングされたジャンルである。
アイドルメンバーにはキャラクター性が付与され、その印象をファンダムは崇拝する。その二重構造の中で、K-POPアーティストの主体性は疎外されたまま、彼(女)らはチームのフロントに立たされる。
HYBEの猛攻は、企業組織が個人を「魔女狩り」的な状況に追い込み、女性を“ヒステリック”と烙印付ける、弱者嫌悪および女性嫌悪の凡例としても映った。
ADORの暴露戦略が集約した記者会見には、そんな男性中心的企業文化に立ち向かって、ミン・ヒジン代表が生身でぶつかったと、フェミニズム的な意義を捉える意見にも、一部賛同できる。
企業のパワーゲームに巻き込まれた芸術家(ミン・ヒジン代表はSMエンタテイメントのアートディレクター出身)というポジションが大衆の共感を呼び起こして、世論の反転も見込めるくらい空気が変わったのかもしれない。
それでも懸念は残る。アイドルメンバーたちや実務スタッフが実質的に被っている被害は、経営者たちの攻防において、相手への攻撃手段として彼(女)らの名前が使われたことで招かれたからだ。
まだ真実の攻防は終わっていないどころか、これから始まったばかりである』
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?