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iDeCoのメリット・デメリットをわかりやすく解説!


こんにちは!すべてのセクシャリティが安心して生活できる社会を目指してote執筆中の望月菖蒲です!

今日は、iDeCo(個人型確定拠出年金)について、そのメリットとデメリットを中心にお話しします。
iDeCoは、老後の資金を準備するための非常に有効な手段ですが、利用する際にはいくつかの注意点もあります。

実際、彼女はイデコをしていますが、私はイデコはしていません。

それでは、詳しく見ていきましょう!

iDeCoのメリット

  1. 税制優遇

    • 掛金の全額所得控除: 毎月の掛金が全額所得控除の対象となるため、所得税や住民税が軽減されます。例えば、毎月2万円を拠出した場合、年間で24万円が所得控除の対象となります。このため、できればiDeCoは満額を運用し、所得控除のメリットを最大限うけましょう!

    • 運用益の非課税: 通常、投資信託や株式などの運用益には税金がかかりますが、iDeCoでは運用益が非課税となります。これにより、運用益を最大限に活用できます。

    • 受け取り時の控除: 受け取り時にも「退職所得控除」または「公的年金等控除」が適用されるため、税負担が軽減されます。

  2. 長期運用による資産形成 iDeCoは、長期間にわたって積み立てと運用を行うため、複利効果を活かして資産を増やすことができます。特に若い世代から始めることで、老後に向けた十分な資金を準備することが可能です。

  3. 自由な運用商品選択 iDeCoでは、自分のリスク許容度や投資方針に合わせて、定期預金、投資信託、保険商品など、さまざまな運用商品を選ぶことができます。これにより、自分に最適な運用方法で資産を形成できます。ただし定期預金では運用益がほぼなく、手数料がかかることを考えるとむしろマイナスになる可能性も高いです。イデコにもオールカントリーなどの投資信託がある証券会社を選びましょう。なお、よもぎちゃんはNISAはカブコム証券ですがカブコムのイデコにはオルカンがなかったので、あえてauのイデコで申し込んでオルカンで運用中です。イデコを選ぶときは運用した商品があるか確認をしておくことをオススメします!

  4. 離婚時の資産分割の対象外 iDeCoで積み立てた資産は、婚姻期間中に形成されたとしても、離婚時の財産分与の対象とはなりません。これにより、個人の年金資産を確実に守ることができます。


🌈セクシュアルマイノリティにとっての利点

セクシュアルマイノリティにとって、iDeCoは法的な結婚(=相続)が認められない場合でも、個人として資産を積み立てることができるため、老後の生活を安定させる手段となります。
また、税制優遇を活用することで、限られた収入でも効率的に資産を増やすことができます。

セクシュアルマイノリティのカップルにとって、遺族年金が確実にもらえるかどうかは不透明です。これから法改正に期待するところですが、万一に備えてiDeCoで個人でも資産を用意しておくと、パートナーが亡くなった場合でも経済的な安心感を持つことができます。

iDeCoのデメリットと手数料の詳細

  1. 手数料の負担 iDeCoにはいくつかの手数料が発生します。これらの手数料は金融機関ごとに異なるため、選択時には注意が必要です。人気のネット証券であれば基本的には手数料は安いですが、それでも絶対にかかる費用となるので注意が必要です。

    • 加入時手数料

      • 費用: 一回のみ、2,829円(税込み)

      • 内容: iDeCoの口座開設時に発生する手数料です。国民年金基金連合会に支払われます。

    • 運用管理手数料

      • 費用: 月額数百円〜数千円

      • 内容: 運用期間中に毎月発生する手数料です。金融機関(運営管理機関)によって異なりますが、例えば、月額数百円から数千円程度が一般的です。この手数料は、運用商品によっても異なる場合があります。

    • 国民年金基金連合会手数料

      • 費用: 月額105円(税込み)

      • 内容: こちらも運用期間中に毎月発生します。国民年金基金連合会に支払われます。

    • 信託銀行手数料

      • 費用: 月額66円(税込み)

      • 内容: 資産を保管・管理する信託銀行に支払われます。

    • 信託報酬

      • 費用: 運用商品(投資信託など)によって異なる

      • 内容: 投資信託や保険商品に対して運用コストとして発生する手数料です。これは商品ごとに異なり、年率0.1%〜2.0%以上となることもあります。基本的にはオルカンを選んでおけば大丈夫です。変な商品を選ばないようにしましょう!

      • →上記理由から必ずかかる費用が月数百円あります。ということは月数百円以上の運用益をだしていかないとマイナスになります。そのため、基本的にはイデコは満額をオルカンなどで運用することが必要といえるでしょう!変にビビってお試しで少額を預金で運用するとただただマイナスです・・・。NISAは少額運用でもいいですが、イデコをするなら基本は満額を想定、失業などで一時的に減らす場合を除き、満額で投資して手数料を回収する気持ちを強くもちましょう!!私はそう遠くない未来に退職するという目標があるのでこれを理由にイデコをやってません・・・!

  2. 掛金の引き出し制限 iDeCoは原則として60歳まで資金を引き出すことができません。したがって、急な出費やライフイベントに対応するための流動性が制限されます。なくても困らないお金、老後用の貯金で無理のない金額で行いましょう。

  3. 運用リスク 運用商品によっては、元本割れのリスクがあります。特に株式や投資信託などのリスク資産を選択する場合は、市場の動向に注意し、リスク分散を図ることが重要です。ただし、先ほどもお伝えしたように預金では手数料の方がかかって、運用益が非課税というメリットが享受できません。抵抗がある方はNISAで慣れてからでも良いと思います。


まとめ

iDeCoは、老後の資産形成に非常に有効な手段であり、税制優遇を活用することで大きなメリットを享受できます。しかし、手数料や運用リスク、資金の引き出し制限といったデメリットも存在します。

また、パートナーが主な稼ぎ手である場合に備えて、個人でも年金という資産を用意しておくことが安心感につながります🎶

ただし、イデコは出口戦略が重要といわれています。
次の記事ではその点について詳しく説明します!

これらの点を踏まえ、自分のライフプランや資産運用方針に合わせてiDeCoを賢く活用しましょう。

以上、すべてのセクシャリティの安心できる老後の資産形成に役立ちたいあやめでした!

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