秋山翔吾、今オフでのメジャー移籍はあるのか?

どうも、もちたろう【@mochitarou75】です。
今回は秋山翔吾について

2019年のライオンズにおいて、秋山翔吾がキープレイヤーであるという事に異論はないはず。

浅村栄斗が抜けた今シーズン、打線の中核としての活躍が求められています。

しかしその一方で昨年オフの契約更改では、2016年オフに結んだ3年契約が2019年に終了することもあり、球団から新たな複数年契約を提示されたものの、それを固辞すると共に海外FA権を行使して、メジャーへ移籍したい。との夢を公言した事から、ライオンズファンからは「秋山よ、お前もか」と悲鳴が上がりました。

>優勝も味わい、選手としてのキャリアも積んできた。自分の中では、将来的なメジャーリーグへの挑戦に興味が湧いている。翔吾という名前は小学6年生のときに亡くなった父(肇さん)の「吾(われ)は翔(はばたく)」という思いがあって、その中に「世界にはばたけ」という願いも込められている、と父が亡くなった後に聞いた。
https://www.daily.co.jp/baseball/2018/10/01/0011691196.shtml (デイリースポーツ)

これはリーグ優勝を決めた翌日、デイリースポーツに載った秋山翔吾の手記ですが、私が知る上でマスメディアで初めて、メジャー移籍の夢をハッキリと語った時であり、11月にはMLBの選抜チームと対戦し、新たな刺激を受けた事で「メジャー熱」が高まり、まだ冷めない時期に契約更改した事から、このような経緯となったのでしょう。

その後、マスコミであり、ライオンズファンが「メジャー移籍ありき」で話が進んでいて、ライオンズの選手として挑む2019年シーズンの事が蔑ろに扱われている事を危惧したのか、あくまで「シーズンが終わってから考えを整理する」と強調したものの、ファンとしては楽観視できないと言うのがホンネです。


上の表は打者でメジャーへ移籍した全選手の日本での最終2年間とメジャー(マイナーを含む)での最初の2年間の成績です。

秋山翔吾がメジャー移籍した場合、比較対象となるのは同じ外野手であり左打者で、尚且つ打者としてタイプの近い青木宣親、もしくは福留孝介となるでしょう。

ただそれ以上に、一番気がかりなのは年齢であろうと思います。1988年4月16日生まれですので、仮に今オフ海外FA権を行使して、メジャー移籍が決まったとしても、移籍1年目を32歳を迎える。


『MLB移籍1年目時点での満年齢』

24歳:大谷翔平

27歳:西岡剛

28歳:イチロー、岩村明憲(早)

29歳:新庄剛志(早)、松井秀喜、松井稼頭央

30歳:城島健司、青木宣親(早)

31歳:井口資仁、福留孝介、川崎宗則、中島宏之

32歳:中村紀洋、田中賢介、秋山翔吾(仮)

33歳:田口壮

※(早)は早生まれ

MLB移籍1年目時点での年齢比較でいうと、32歳はかなり遅い部類に入るのがわかります。
ですので、秋山本人からすれば今オフでの海外FA権再取得が最初で最後のチャンスとなる。
プロ野球選手としての夢を取るか、それとも家族を支える身として現実を取るか、難しい選択を迫られます。

一方、ライオンズの立場で見ると、言うまでもなく必要不可欠な選手で残って欲しい。打撃や守備といった目に見える成績は勿論の事、辻監督が就任した2017年、それまでチームの屋台骨を支えてきた栗山巧と中村剛也から浅村栄斗と秋山翔吾にバトンタッチしましたが、僅か3年で二人ともいなくなるとなれば、チームの根幹を揺るがす大問題です。

また、外野では最も広大な守備範囲が求められる故、30歳を過ぎると守備指数が大きく下落することから、数年前から課題とされてきた後任のセンターを誰に任せるか?
「2020年センター問題」が未だ適任者が現れず、喫緊の課題となっています。

若手の一番手とされる愛斗は与えられたチャンスが少ないとはいえ、一軍で結果を残せず、それ以上に怪我や病気など自らそのチャンスを手放している。
愛斗と一番手のイスを争う鈴木将平は一年目を終えて課題であったパワー不足を補おうとしたけど、自分の打撃を崩してしまう。
未完の大器として期待される戸川大輔は目先の結果を求めるがあまり、嶋重宣二軍打撃コーチから「以前より振れなくたった」と指摘されるなど、悪循環に陥っています。

最長で2年間は仮に守備力が落ちても、秋山翔吾にセンターを守ってもらい、その間に次世代の選手をレフトもしくはライトで起用して、その後、センターを任せるストーリーが描けないのは大いに気がかりです。


1月7日、移籍した浅村栄斗に替わり新キャプテンに就任することが発表されました。

→ https://www.seibulions.jp/news/detail/00002357.html (ライオンズ公式サイト)

サンケイスポーツによると、優勝旅行中に辻監督からの要請され受諾したとの事。果たして秋山キャプテンは1年限りとなるのか、それとも2020年以降も継続されるのか。

©のマークがついたライオンズのユニフォーム姿をこれからも見られることを願って


では👋👋

ライオンズを中心にあれこれ思った事を書いてます。